日常。

□「mmrc1224」
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「mmrc1224」

「き〜よしこ〜のよ〜る〜♪…」
「き〜よしこ〜のよ〜る〜♪…」

暖炉と窓の間の壁際に置かれたクリスマスツリー。
それを双子が、聖しこの夜を歌いながら、綺麗に飾り付けていく。

球、星、トナカイ…様々なオーナメントをバランス良く、無邪気に、飾り付けている。

あまり大きくないツリーだが、双子の身長が低いので、ツリー全体の下3分の2くらいまでしか、飾る事が、出来ない。

残りの3分の1は、マットとメロに手伝って貰うので、問題は無い。

輪廻が、ツリーの下の方を、骸が、上の方を、飾り付けている。
(骸が、上の方を飾り付けているのは、輪廻に危険な事をさせられないと言う、妹を想う心からである。)

『ちょいちょい…』

座る輪廻の足許では、ユウイが、オーナメントで戯れている。

「ユウイ、戯れてて良いけど、壊さないでね?」
『みゃあ』
「良い子。」
『なでなで…』

了解した様だ。

「輪廻、星3つと、球5個、ちょうだい」
「うん。解った。」

双子は休まずに、ツリーを飾り付けていく。

両親の喜ぶ顔を観る為に…。
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