§君に恋をした 連載中

□第一話 三番隊へ
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いつもと変わらない晴れた日、
私は恋に落ちた。










《萌目線(´・_・`)》






『おっはようございまーす』

萌はいつものよーに明るく挨拶をした。

彼女は、とても明るい性格だ。

黒い長い髪に、少し小柄な体つき、目は大きくてまつ毛は長い。

そう、誰もが認めるくらいの可愛い少女だ。






「おはよー椎名」




っと書類と睨めっこしながら
答える隊長。

この方は、十番隊隊長
日番谷冬獅郎。

銀髪の髪に碧緑の瞳をした身長133cmの最年少隊長。

一言で言えば・・・
身長以外は完璧な人。(((殴




「おっはよー♪萌はいつも元気ねー」




この方は乱菊さん。
この隊の副隊長です。

金髪の長い髪に死覇装から見える谷間がなにより色っぽい。



仕事をやってる姿はあまりみないが、優しく、頼れる信頼のある人だ。







「松本ォー」

「なんですかー?隊長」

「今、手の空いてるやつはいるか?」

「えっ?みんな今日は忙しいみたいなんでねーいないんじゃないですかー?」

「そうか・・・」




そう言って残念なそうな隊長。

〈乱菊さんが暇そうなのは気のせい・・・かな。

ていうか私、今は暇かっ!笑〉



『隊長!』

「どうした?」

『私、午前中は空いてますよっ!』



隊長は椅子から立ち上がると、
萌に書類を渡した。



「これを、三番隊に持っていってくれ!」

『勿論です☆』

と、笑顔で言い、
萌は書類を受け取った。



〈そういえば、三番隊に行ったことないや・・・〉



「椎名、気をつけろよ?早く帰ってくるんだぞ?」

『えっ?はい・・・』



〈三番隊には何かあるのかな?

隊長の言葉・・・気になる。〉




『ではいってきます!』

「イヅル達によろしくねー♪」



はーい
っと返事して、走って三番隊隊舎に行った。



〈なんか楽しみだなっ!




・・・





三番隊の隊舎って遠い(汗)〉



門につくと三番隊の人がいたので萌は挨拶をし中へ通してもらった。




コンコンコンっ




『失礼しまーす』




〈なんか緊張してきたな・・・〉





「お、可愛いお嬢ちゃんやぁー!僕のファン?」

「隊長なに言ってるんですかー?ごめんね、萌ちゃん」

「イヅル知っとう子?」

最初に変な事?言った方は三番隊隊長、
市丸ギン。
常に薄ら笑いを浮かべたような顔をして、京都弁で喋るのが特徴だ。


もう一人は三番隊副隊長
吉良イヅル。
真面目で、気弱な性格。

萌とはこの間、乱菊さんと飲みにいったため仲がいい。





〈あ、市丸隊長にイヅルさん!!!!
挨拶しないと・・・〉




『あ、十番隊の椎名萌です!日番谷隊長から書類を預かって来ました!』


と、書類をイヅルに渡した。


「ありがとう。」

と、イヅルは微笑んだ。




「萌ちゃんはこの間、乱菊さんと一緒に飲みに行ったんですよ」



『この間はありがとうざごいましたっ!イヅルさん。』


萌は頭を下げお礼をした。





「ふーん。で、なんでイヅルに渡すん?(書類)ボク、隊長やで?普通僕に渡すやろー」



と、市丸は言う。
気になってたようだ。



『すいません!つい・・・』



「いいんだよ。萌ちゃん、隊長はどーせ書類渡しても目通さないから!」


〈え・・・〉



「イヅル何言ってんの?僕めっちゃ書類に目通してるやん!」

「嘘つかないでください隊長!」



ァハハ・・・



萌は二人の会話に思わず笑った。



〈笑っちゃった。〉




『すいません・・・』

「謝らんでええでー女の子は笑ったほうが可愛いねんから」

『あっ、ありがとうございますっ』

「それよりな、萌ちゃんって呼んでええ?イヅルも呼んでんねんから♪」

『はい!勿論です』



〈なんか嬉しかった。〉




「萌ちゃん、僕のことはギンって呼んでなっ!」



〈え・・・!?〉



『さすがにそれはダメですよぉー』

「なんでー?イヅルにはイヅルさん言うてんのにっ」

『だって市丸隊長は隊長なんで・・・』




〈ギンって呼ぶなんて絶対無理←〉



「そんなん気にせんでもええのにーんじゃあ、萌ちゃん僕の彼女になって?」



〈えっ・・・!?〉



「隊長なに言ってるんですか?」

萌が戸惑っているのを見てイヅル言う。




「ァハハ・・・」



〈市丸隊長が笑ってる・・・

あ、冗談か!〉



「萌ちゃんかわええなぁ」

『いえ・・・て、あぁ!早く戻らないと!』

〈日番谷隊長が早く帰ってくるよーに
言われてたの忘れてた。

怒られるー(汗)〉



「えーっもう帰るん?まだここにおってええのに」

『いえ、日番谷隊長に早く帰って来い!って言われたので・・・それにイヅルさんの仕事の邪魔になると思うので!』

「僕は別に・・・」

っと答えるイヅル。

『ダメです!』

と萌は言った。




「そかぁー残念やな、またいつでもおいで?」

『はいっ!』



元気に答えた。



『あ、それと乱菊さんがイヅルさん達によろしく!って・・・』



「了解です。」

『それでは・・・』

「萌ちゃん」

『なんですかぁ?』

市丸は微笑みながら

「呼んだだけ♪」

と、言った。



ァハハ



「ばぃばぃ」



『はい!失礼しました』

萌は走って十番隊隊舎に向かった。






「イヅル」

「なんですか?隊長」

「萌ちゃんかわええな、僕もらうわ!」

「えっ」











〈結構楽しかったな。
市丸隊長めっちゃいい人だったし!
日番谷隊長が気をつけろよ。とか言うからドキドキしてたのに・・・〉



隊舎につくと、門の方に
隊長がたっていた。









つづく





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