§君に恋をした 連載中
□第二話 桃ちゃん登場
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《萌視線(´・_・`)》
門の前には日番谷隊長がたっとあた。
〈日番谷隊長だ。なんで門の前に?〉
「椎名、遅かったな。」
と、隊長は心配そうに言った。
『あ、すいません』
萌は頭を下げだ。
「大丈夫だったか?」
『はい!すごく楽しかったで す。それよりどうしてここに? 』
隊長は真っ赤な顔で、
「それは・・・///」
その時、
「シロちゃーん!」
と、声がした。
その声は雛森副隊長だ。
〈えっ
あ、雛森副隊長!〉
雛森副隊長は五番隊副隊長で日番谷冬獅郎とは幼馴染、頭のお団子が特徴的。
「雛森、またそーやって・・・俺もう隊長だぜ?」
「ァハハ。」
〈仲いいな…〉
すると、雛森は萌を見て笑顔で挨拶をした。
「萌ちゃんこんにちは。」
『あ、こんにちは!』
〈私のこと知ってるんだぁ〉
「日番谷くんからは色々聞いてますよー♪」
〈え?〉
「おい、余計なこと言うな///」
と、日番谷隊長は顔が真っ赤。
〈私の話ってどんな・・・
もしかしてダメなやつって思われてるのかな?
もしそーならショック。 〉
「あらー♪桃っー!上がっておいでよ!」
上の窓から乱菊さんが顔を出し叫んだ。
「うん!差し入れ持って来たから皆で食べよっ」
〈皆って私もなのかな。〉
「俺は仕事があるから三人で食べとけ!」
「えー⁉隊長乗り悪いですよ」
「悪かったな」
「萌もなんか言ってあげて♪」
〈え?何言えば・・・〉
「あ、あの仕事なら私手伝います!なので一緒に食べましょ!」
「日番谷くんのために甘納豆持って来たのに・・・」
「えっ、なら・・・食べる//」
〈雛森副隊長すごい。
ていうか隊長甘納豆好きなんだ。
なんか可愛い((((殴〉
萌達は執務室に入った。
そして雛森副隊長から甘納豆を受け取り、お皿にのせ机の上に置いた。
「萌ちゃんありがとーっ!」
雛森副隊長がお礼をする。
『いえ、こちらこそありがとうございますっ!』
いただきます
っと言って皆、食べはじめた。
〈甘納豆って結構美味しい。
実は食べるの初めて・・・〉
「萌ちゃん美味しい?」
雛森が尋ねる。
『はい!美味しいです』
たくさん入ってた甘納豆もどんどん減って行く。
残りわずかになった時、
「そろそろ仕事に戻る。」
と、日番谷隊長は立ち山なよーな書類に手をつける。
「隊長、今日はこの後七緒と約束があるので、私の分もよろしくお願いしまーす♪」
乱菊はそういうと逃げるよーにこの部屋を出た。
「まったく松本は…」
と、ため息をつく。
「椎名・・・」
『あっ・・・すぐ手伝います』
「ありがとう。」
そう日番谷隊長が言うと、
「そっかそっかぁー♪んじゃ私、行くねっ!」
と、何か企んでいるみたいに笑うとばいばいと言い帰っていった。
今この医務室には萌と隊長の二人になった。
つづく
↓【あとがき】