忍たまメモ

□豆腐小僧の初恋
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俺には、好いている女性がいる。
その子はくのたまで俺と同じ五年生…
名前は、苗字さん名無しさんさん

彼女を見ると、動悸が激しくなって身体が燃えたみたいに熱くなる…この感情が恋だと言う事は分かってるけど
そんな事絶対口に出せない!苗字さんさんの事を考えてるだけでも、恥ずかしいのに彼女に俺の気持ちを伝えてしまえば俺はきっと恥ずかし過ぎて、死んでしまう。

だから、この気持ちは伝えない。
伝える勇気もない…俺には彼女を見てるだけで十分なんだ

~豆腐小僧の初恋~

今日もまた、物陰に隠れて苗字さんさんに朝の挨拶を言うタイミングを伺っている。

ただ、おはようって言うだけじゃないか!
大丈夫、大丈夫…!
そう自分に言い聞かせ物陰から飛び出した。

兵「みっ苗字さんさん!」

「ん?あ、久々知くんどうしたの?」

よしっ第一関門は突破した!あとは、挨拶だけ…ビシッと決めろ!男、久々知兵助兵!!

兵「っおは、おは…よぅ///苗字さんさん」

「うん、おはよう久々知くん」

兵「…///そっそれじゃまたね……!」

はぁぁぁ///緊張した…でも、ちゃんと挨拶出来たし……少しは成長できてるのかな?でも、折角話掛けられたのにもっと会話すれば良かったな

少し後悔しながらも、朝食を食べるために俺は食堂に向かった。

兵「おばちゃんBランチちょうだい」

おばちゃん「はいよ!…お残しはゆるしまへんでぇ!!」

兵「勿論です」

おばちゃんの言葉を背中で返事して、俺は級友の集まってる席についた

兵「おはよう」

雷「おはよう兵助」

三「やっぱり、Bランチか。ほんと豆腐好きだよな」

兵「うん。まぁね」

三郎の言葉を適当に聞きながして、食事に手をつけた。
最近の話題は好きなやつがどうとかそんなのばかりだ。今だって、雷蔵の恋話で盛り上がっている…どうか俺に振られませんようにっ


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