進撃の巨人

□高血圧兵長と低血圧な私2
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<高血圧な兵長>













「おい、起きろ」








目を開けると清掃服姿のリヴァイがいた




















「まだ…眠いんだけど…」



「もう10時だ。起きろ」



「やだ」



「起きろ」



「………その巨人を殺すときの目で私を見るのやめて…」



「起きろ、削ぐぞ」



(…いかん、このままではリヴァイに殺される)







身の危険に、流石の低血圧(私)も負ける








「リヴァイさぁー、その潔癖とキレやすい体質治したらー」



「お前も低血圧を治せ」







そんな他愛もない話をしながら私はリヴァイの部屋に設置してある
通称“ナマエのタンス”から白いカッターシャツを取り出した







「…お前がセックスの後、寝こけたせいでシーツが変えれなかったじゃねーか」



「っそれは、リヴァイのせいでしょ!!!」



「ほぉ…お前があんな風に煽ったからだけだと思うがなぁ」



「うっさいっ!!!」







そんな憎まれ口を叩いているが10時まで寝かせてくれたのは
少なからず私に申し訳ないと思っていたからだろう(激しすぎて)







(このエロ魔神めっ)






そんな優しさが心地いいと思いつつ、
私を起こしてくれる時に汚いものでも見るような目をするのはやめてほしいと思うのだった














「…まぁ、あの顔も好きなんだけどね」









「あ?何か言ったか?」



「何も〜?」












リヴァイは不機嫌な顔で此方を見た










「リヴァイ、たまには笑ってよ」



「それは無理だな…」













(………高血圧治せよ)














〜END〜

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