進撃の巨人
□高血圧兵長と低血圧な私6
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<二人の距離、縮めましょう編>
「…あれ、此処どこ?」
前にリヴァイの後ろ姿が見えた
「リヴァイ……?」
リヴァイはどんどん離れて行ってしまう
「リヴァイっ!!!!」
(振り向いてよっ…)
走っても、手を精一杯伸ばしても届かない
「はっはぁはぁ…」
リヴァイぃ…っ
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い!!!オイっ……!!!
………ナマエ!!!!!!!!」
視界がクリアになると
白い天井とリヴァイの顔が目に入った
「あ……リヴァイ………?」
「っナマエ………良かった、」
-----------------------------------ポロ…
「リヴァイ?泣いてるの…?」
「うるせぇ…
お前も泣いてんじゃねーか」
「ホントだ…」
頬っぺたを触ると指先に水滴がついた
「う〜、っリヴァイぃ……、」
------------------------------フワ…………
不意に抱きしめられ、冷えた体がリヴァイの体温で熱を帯びていく
(リヴァイの匂い……)
「好きだ、ナマエっ
俺の前から消えないでくれ………」
「うん………、もう離れない」
久しぶりにしたリヴァイとのキスはひどく優しかった
〜END〜
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