めいん

□こたつにみかん
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今オレは、伊月とオレんちに来ている。
ただまったりとこたつでぬくぬくしているだけだが、伊月と居るだけで幸せ。
……なんて伊月に言ったら引かれるだろーな。それとも顔真っ赤にして照れんのか?
だとしたら可愛い、見てみてー。
こたつの中で伊月の足と触れる。



「うわっ冷てぇな伊月」



「んー、冷え性だからなー。日向の足あったかい」



と言ってオレの足から離れようとしない。



「冷てぇよ」



「いーじゃん」



まぁ、伊月に触れてるってか…………悪くない。
とか考えてると顔がニヤケそうになった。



「おなかすいた」



「そこのみかんでも食ってろ」



こたつにみかん。定番だが最高だ。
何やら口をぱくぱくしてる。



「なんだよ…………」



でも伊月の頼みは断れない。おまけに冷たい足でツンツンしてくる。
しかたねーな、とこたつの上のみかんを1つとり、それをむく。



「ほら」



ひつとぶ取って伊月の口の前にやると、少し顔を前にだしてみかんを食べる。ついでにオレの指まで舐めやがる。



「ちょっ」



「ありがと」



もっとちょーだい、とニコッと笑う。



「……襲うぞ」



「えっごめんなさい」



指舐めるとか反則だろバカ……///
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