THE PRINCE OF TENNIS

□いつもと同じなクリスマス
2ページ/5ページ


「真美っ真美!!」

『へっ!?なに?』

「なに?じゃないよ、なんかずっとぼーっとしてたし…大丈夫?」
『あぁうん大丈夫!大丈夫!
それより周助…』

言うんだ…早く言わないともう家につく

私が考えてる間にこんなに歩いてたなんて!!

「なに?」

『あっ…あのさ!…24日…空いてる?』


やっぱり数ヶ月付き合っていてもこういうのは慣れないな…

そして周助はなにかを察したのか
ふっと微笑み

「クリスマスは真美の為に開けてるから大丈夫だよ」

と思いもよらぬ返答が帰ってきた…

まさか…ねぇ?

「クスッどうしたの?あ…まさか今回は真美がエスコートしてくれるの?」

『う…うん…イルミネーションとか綺麗なとこに周助と行きたいなって』

「クスッいいよ、楽しみにしとくからね」

いつもの笑顔より優しく言ってくれたのが嬉しかった










.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ