THE PRINCE OF TENNIS
□いつもと同じなクリスマス
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「真美っ真美!!」
『へっ!?なに?』
「なに?じゃないよ、なんかずっとぼーっとしてたし…大丈夫?」
『あぁうん大丈夫!大丈夫!
それより周助…』
言うんだ…早く言わないともう家につく
私が考えてる間にこんなに歩いてたなんて!!
「なに?」
『あっ…あのさ!…24日…空いてる?』
やっぱり数ヶ月付き合っていてもこういうのは慣れないな…
そして周助はなにかを察したのか
ふっと微笑み
「クリスマスは真美の為に開けてるから大丈夫だよ」
と思いもよらぬ返答が帰ってきた…
まさか…ねぇ?
「クスッどうしたの?あ…まさか今回は真美がエスコートしてくれるの?」
『う…うん…イルミネーションとか綺麗なとこに周助と行きたいなって』
「クスッいいよ、楽しみにしとくからね」
いつもの笑顔より優しく言ってくれたのが嬉しかった
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