THE PRINCE OF TENNIS
□好きだから
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「おはよ」
朝周助が家の前で待ってくれてた
正直凄く嬉しかった
ただこれだけのことなのに嬉しかった
おはよと私も返して一緒に道を歩き出す
昨日の帰り道と同様話す言葉なんてなかった
すると周助が小さく「あ」という言葉を発した
その周助の目に映るものを私もみた。予想通り隣のクラスのあの子だ
性格が良くて勉強面は知らないけど容姿だって可愛い
綺麗な顔に綺麗な髪
そしてモテる
友達を待っているんだと思う
その子がこっちを向いた瞬間顔を赤くしてすぐ目を逸らした
隣を見ると周助はよくわからない顔をしていたけど
私は全て察した
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