THE PRINCE OF TENNIS
□そんな君も
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私は学校から帰り、家について制服を脱ぎ捨て
扇風機の前で携帯をいじりながら
ポテチをバリボリ食ってる
そうバリボリバリボリ←
でも私がこんなことをしてて周助はどう思うのかと考えた
『君がそんな子とは思わなかったよ、バイバイ真美』
と頭に浮かんだ周助の苦い笑みと苦しい言葉に一人で嘆いていた
いや自分の妄想に自分で毒を塗っただけだ
「もう…真美はバカなの?」
いきなり前の方から聞き慣れた声がした
「え?」
とその瞬間にどこから来たかわからない見慣れた姿があった
そしてそのまんま押し倒された
「なんで…周助が…?ぶ…かつ……じゃ…」
「今日は休みだよ」
すごい満面の笑みで言われました
はい
「それより真美」
「はい?」
「さっきの構図おもしろかった!ありがと」
さっきより笑顔だ…
扇風機にあたりながらの携帯いじりながらのあぐらかいて足を片方だけあげながらポテチ食ってる
もうバリバリおっさんだろ
もう…なにが面白いんだろ…
「うー…あー…ぃゃーはい」
目を反らしながらすごい顔が熱くなってるのが感じる
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