それは梅雨のある日

ジメジメしてる中なにもやるきなくて学校の机にへばりついてた

「なーにしてんのー?」

と後ろから声をかけられ誰かと思わずも祐希ということはわかる

「ゆーきー力でない」

「まー梅雨だしねー」

「ゆーきアニメージャー買ってきてー」

「まー梅雨だしねー」

「ゆーき聞いてる?」

祐希は私の幼馴染でありまぁそういうと要たちとも幼馴染になる

そんなこんなでまぁいつも元気のいい千鶴もダウンしてる

「ゆっきいいいいいいい!!」

と思いきやなんか飛んできた

「なに?朝からうるさい」
と半ギレ気味の祐希

祐希って怒ったら怖そうだな

それ以前に怒るのがめんどくさくてわかりやすくすねそうだな

「触覚はどっかいっといていいよ」

って私が言うと千鶴は頭がなんだあと叫び出したが誰も頭とは言ってないし

「千鶴、そのまんま雨に打たれてきなよ」

「そーだよ水にしたたるいい男とか言うじゃん」

と私と祐希で言ってるとなんかまた騒ぎ出した

「ふふ君らはねこの髪の毛をセットするのにどれほど時間をかけていると!」

「かけないほうがいいよね」

と私が言うと祐希も頷く

「それにほら髪降ろしてるほうがいいよ
おろしてたらまさきちゃんだってメロメ…」

最後まで言おうとしたら千鶴が机にへばりついたのでこの話はやめ

「祐希は好きな人とかいるの?」

ふとそんなことを聞いて見た
花代さんかな?

私は祐希が好きなんだけどね
まだこの気持ちは伝えれてない

「んー内緒」

「えー!ゆーきのケチ!」

「ケチでいいよ」

もうちょっとしたら君のことが好きって言うから



.





[TOPへ]
[カスタマイズ]

©フォレストページ