虹(hyde×Ken夢)連載

□【虹】第八章
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hydeと奈名が別れて3ヶ月が過ぎた
フランスからGacktも帰ってきて
その一部始終を理解した

この日 Gacktとhydeは会っていた。優子も一緒に。

G「そうだったんだ‥それでまだ二人は気まずいまんまなの?」


h「まぁ‥会ってないしな」

G「僕はいやだな‥以前のように仲良くなって欲しい」

h「うん‥でも俺‥」

優「hydeくん、辛いのはhydeくん1人じゃないわよ?」

Gh「え?」

優「てか私的に一番辛いのは奈名だと思うけど」

h「いきなり別れるゆーたん奈名やで?」

優「hydeくん、ずっと奈名といて一体奈名の何を見てきたの?気まぐれやなんかで別れるなんて奈名が言うと思う?よっぽどの理由があるって考えなかったわけ?」

hydeは はっとする

G「優子、何か隠してる?」

優「‥めちゃめちゃ愛してる人に、自分から別れるって言うなんて、どんなに辛いか‥しかも声が出なくて、歌えなくて、一番支えて欲しい時に!‥振られる方がましよね」

h「優子ちゃん‥?どうゆうこと?」

優「自分で考えなよ!」

優子は奈名を想い、泣きながらもhydeを叱った。
 
 
G「僕は優子が何を隠してるかは知らないけど‥hydeは奈名とどうしたいの?このままでいいの?」


h「‥Kenちゃんにはゆーたんやけど、今は奈名に無理に戻りたいとかは言わんつもり。先に恵を説得して、お互い納得するような離婚する。」

G「先にけじめを付けると?」

h「うん。その為に今は少しずつ恵と話し合いやらしてるねん。」

優「恵さんはなんて?」

h「離婚したくない、の一点張り」

G「でも奈名の気持ちも聞いとかないと、hydeがせっかく離婚したのに奈名は戻らないなんてことになれば‥hydeは1人になってしまうよ」

優「そうゆうあっちがだめならこっちって考えが男のズルイとこなの!」

h「俺もそう思ってん、せやから先にけじめつける」

優「よかった‥hydeくんがそこ分かる人で」


G「優子は何もかもお見通しなの?w」

h「でもなぁ‥奈名と気まずいまんまやし」

G「hyde!奈名と期間限定ユニット組むかい?」

h「え?だってsweet candyは?」

G「だから期間限定!奈名はもう少しぐらい歌えるし、メインヴォーカルをhydeがやればうまくいくよ」

優「二大天才ヴォーカルなんて素敵!」

h「それなら‥」

hydeは奈名に作ってもらった曲があることを話した。
 
 
G「いつの間にw」

h「悲し気な歌やけど‥めっちゃええ曲やで」

G「決まりだね!仕事という形だけど、社長兼お兄様の権限で、奈名の傍に居させてあげるよ」

Gacktは冗談っぽく上から目線で言った。

こうして期間限定のユニットが動き出す。

翌日‥

「またそんなこと勝手に決めて‥」

G「じゃあ奈名はいつまでもhydeと気まずいままでいいの?」

何も言い返せない奈名

G「でしょ?わかったら支度しなさい」

これからGacktは
hydeの方のスタジオへ奈名を連れて打ち合わせ

奈名は言われるままにGacktに着いて行った
 
 
h「おはよう」

G「おはよ、今日からよろしくね」

h「奈名、座り?」

パーティの時とは違い
奈名に優しくいうhyde

「うん。」

h「さっそくやけど、これ見て?」

THE CAPE OF STORMSを和訳したものだった

h「これは大事な曲やから和訳と英語のん両方アルバムに入れたいねん。和訳は俺、英語は奈名が歌って?で、SHINING OVER YOUは英語の部分が奈名ね?最後は星空を二人で歌ったやつを入れよう?シングルは敢えて出さんとアルバム一枚だけで」

hydeは淡々とアルバムについて説明した。

h「TVやなんやで歌う時は俺はギターで奈名はピアノな?」

「わかった」

Gacktは二人でできるよねっと帰ってしまった。
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