虹(hyde×Ken夢)連載

□【虹】第十二章
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日本に着くと奈名は
優子と会うことにした
とりあえず荷物は
家に置いて。

G「奈名!」

「Gacktっ!いたの?」

G「全く君は‥みんながどれだけ心配してたかわかってる?」

「‥ごめんなさい」

G「それで?やっと帰ってきたのにまた何処へ行くつもり?」

「‥優子と‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

G「聞こえない。飲みに?」

「はい‥」

G「どうして優子?普通そこはhydeかKenくんなんじゃないの?」

「いや、優子がいいから」

G「今は優子‥な気分なわけ?」

「うん。なんかGackt怖いよ?」

G「奈名は自分勝手だなぁと思ってね‥まあいい、気をつけてね」

Gacktの軽い説教を聞いて奈名はタクシーで、行き付けの地下にあるバーへ行った。
 
ここは芸能人もよく利用するバーで
芸能人を見ても騒がない上質な客が多い。

優「奈名こっち!」

優子は先に来て奈名に手招きをした。

「優子!久しぶりぃ」

優「久しぶりぃじゃないわよ、全くあんたは‥」

「ま、待って!さっきGacktに説教されたから、もう怒らないでw」

優「それで‥何があってロンドンに隠れてたの?」

奈名はKenとのこと、hydeのことを
全て優子に話した。
 
優「選べなくて逃げたんだ?」

「うん‥ヘタレなもんで」

優「で?気持ちは決まったの?」

「実は前から決まってた。でも言えなかったから逃げた‥みたいな」

優「あー‥奈名が選んだのがあの人ならいいのになぁ‥」

「ん?」

優「ま、どっちでも奈名は幸せになれるよ!それだけは間違いないわ」

なんだかんだで二人はかなり呑んでた。
そこへぐでんぐでんに酔っ払った男が
なだれ込んできた。
 
優「あれって‥Kenくん?」

「Kenちゃん‥お酒弱いくせに一人で呑んでたわけ?」

Kenは奈名に気付き近付いてきた。

K「あれー?自分NANAに似てるゆわれへーん?」

酔っ払ってるからか
奈名をNANAのそっくりさんだと思ってるようだ。

優「ちょっとKenくん酔っ払っいすぎ!w」

K「こっちは優子ちゃんに似てるなぁ‥せやけど‥奈名はもっともっともーっと‥かわいいでぇ‥」

「なんか‥失礼w」

K「ちょっと聞いてくれへん?奈名ってなぁ‥酷いんやでぇ‥俺のこと一人ぼっちにしよんねん‥」

「Kenちゃん‥」

K「こーんなに好きやのに‥」

Kenは泣き出した。
それを見て奈名は心が痛くて痛くて‥
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