虹(hyde×Ken夢)連載
□【虹】第三章
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まずは話題を‥と奈名はライヴチケット発売の2週間ほど前に
L'Arc〜en〜Cielを連れてロンドンへ‥
久しぶりにロンドンに帰ってきたNANAをロンドンマスコミが追いかけてくれる。
L'Arc〜en〜CielはNANAの凄さを改めて実感した。
そんなNANAの作戦を見て
Gacktはロンドンで一番有名な歌番組への出演を用意していた
そこへNANAは
「日本から私の憧れのバンドを連れてきたよ!」
などと煽りL'Arc〜en〜Cielを連れて出演
L'Arc〜en〜CielはNANAの曲を演奏し
hydeはギターを操りながらNANAとハモらせて歌も歌った。
その様子は大盛況
次の日から新聞や週刊誌、TVにも連日報道された
「これで話題は集まったね!」
お次は‥
ロンドンのいたる所で
路上ライヴ!
そこではL'Arc〜en〜Cielの曲を
NANAがギターを操り
hydeを歌わせた。
hydeの声はロンドンの人々にも衝撃を与え
新聞や週刊誌にはNANAではなくL'Arc〜en〜Cielの文字が増えた。
そしてチケットは完売したのだ。
チケット完売したのを期に
ライヴ会場は簡単におさえられ
NANAはライヴスタッフをL'Arc〜en〜Cielに紹介した
「私のライヴスタッフまるごと協力してくれるから、我が儘言って大丈夫だよ」
t「ありがとう‥奈名ちゃん‥ほんまありがとう(泣)」
「てっ‥てっちゃん!泣かなくてもf^_^;」
t「だって‥俺らの為に‥こんなにしてもろて(´;ω;`)」
てっちゃん大号泣w
「次にロンドンでやる時には‥それは全部ラルクの力だから!今回のライヴでたくさんのファンを掴んでね?」
t「うん‥ありがとう(泣)(泣)」
それから毎日
リハーサルに明け暮れながらも
新曲"星空"も完成した。
もう準備万端
ライヴ前日
L'Arc〜en〜Cielと奈名は
あのGacktの屋敷で
くつろいでいた。
泊まるホテルも必要ないし便利w
h「なあ、みんなには話とかなあかんことあんねん」
???
hydeは全員を集めた。
h「実はな、俺と奈名は付き合ってんねん」
y「やっぱりねw」
t「えっ嘘やーん、俺奈名狙ってたのにぃ」
h「やろうなって思って話したwごめんなてっちゃん」
K「俺は知ってて、hydeに奈名のお守り役任されてるw」
yukihiroは勘が鋭く気付いていたが
tetsuは全くわからなかったらしい
h「てなわけやから、いまから俺は奈名の部屋行くけど邪魔せんようにw」
hydeはそう言い捨てて奈名の部屋へ消えた
――Ken side――
t「hydeと奈名がなぁ‥でもKenちゃんはえーのん?」
K「へ?」
t「Kenちゃん奈名のこと‥」
K「なっ//」
y「見てればわかるよ?Kenくん辛いよね‥」
K「や、別に辛いやなんて‥」
t「無理しなや?」
―そんなん言われてもしゃあないやん、好きになった時にはもうhydeと付き合ってたんやし―
t「さぁ‥明日はライヴや!そろそろ寝よか」
tetsuとyukihiroは各自部屋へ入って行った。
俺は‥ベランダに出て
煙草を吸う。
「Kenちゃん?」
K「奈名?hydeは?」
「hydeなら部屋来て速攻寝ちゃったよw」
K「疲れてんやろなw」
「だね、気疲れかなw」
俺は無意識に奈名を後ろから抱き締めた。
「Kenちゃん?」
K「‥寒いやろ?」
「あ‥うん、ありがとう//」
K「奈名ぬくい//‥てか寝ぇへんの?」
「寝る‥けど」
K「なんや寝れへんわぁ」
「はは、わかるw‥あれ、星空さ、いい曲できたよねぇ」
K「うん、歌詞泣きそうなったわ、歌詞に出てくる少年さ‥奈名がいつも気にしてる子のこと?」
「そう‥」
奈名は小さな声で星空を歌い始めた
〜♪
愛しい奈名‥
―あかん、めっちゃ好きや―
h「あーっ!ちょ!何してんねんっっ」
hydeに見つかった(泣)
h「Kenちゃん奈名抱き締めんなやー」
「っさいww寒いからくっついてただけだよっ」
h「もー!寒いんなら布団入ったらえーやろっ」
「だってhydeど真ん中で寝て邪魔だったんだもん!」
h「邪魔‥邪魔とか‥ひどっ」
「わかったからぁf^_^;部屋戻ろう?」
クスクス‥
俺は笑うしかなかった
確かに二人は微笑ましくもあったし‥
奈名はうるさいhydeを引っ張って部屋へ戻った
―俺も寝るかぁ―
仕方なく寝室へ行き
ベットで眠りに着いた。
いよいよロンドンライヴ‥