虹(hyde×Ken夢)連載
□【虹】第五章
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――Ken side――
K「雨やん(啻)奈名走るで!」
俺は奈名の手を引っ張って車まで走った
K「はい、頭拭いとき」
「ありがとう」
K「よし、帰ろうw」
「Kenちゃんち行く!‥泊めて?」
K「はい?」
いやいや何を言い出すのこの娘
「だめ?」
上目遣いで見るなよ//
K「なんで?」
「行きたいから」
K「Gacktに怒られるで」
「今日はhydeんち泊まる予定だったの。だから家にはGacktの彼女来てる‥多分‥いや絶対!」
K「Gackt彼女おるんや?」
「知らない?中村優子だよ」
K「えっ?まじかいな!」
中村優子って女優さんやーん
「Kenちゃん優子みたいな人タイプなの?」
K「いや、綺麗やけどタイプではないかな」
「ふーん、で‥泊めてくれるの?それとも私にGacktたちの邪魔しろと?」
小悪魔のような笑みで聞いてきた奈名に
泊めてあげない男がいるなら会わせてくれ
K「泊めてもえーけど‥襲わないでね?キャッ//」
「ちょっw気持ち悪いよww」
あははと笑い合って
まずはhydeんちに行って奈名が着替えを取り
俺んちへ帰った。
「Kenちゃんちー!」
奈名はわけわからんことを叫び気味に言って両手を上げて伸びをした。
ちょっとからかったろw
俺はそんな奈名を後ろから抱き締めた。
「えっ?なに?Kenちゃん?」
焦っとる焦っとるw
K「何って?男んち泊まりに来るってことは‥こうゆうことやろ?」
奈名の首筋に唇を這わす‥と言っても実際には触れず
鼻先を這わせながら耳元で囁いた
K「ベットいこ‥」
奈名は固まってるのか黙ったまんま
俺は奈名の肩を掴んで
くるりと自分の方に向けさせた。
奈名の頬に触れながら‥
K「‥しよ?」
俺の言葉に奈名は
考えるように俯くとすぐに俺を見上げる
だから上目遣いやめいっ///
そんなかわいい顔で見るなぁ//////
潤んだおっきな瞳
ちょっと赤く染まる頬
半開きの唇‥
ヤバイヤバイヤバイ
俺まじで理性飛ぶ‥
あかん‥あかんあかん!
K「なーんて冗談!」
とりあえず笑ってごまかした
「ぷっ、からかってたのわかってたよ?w」
K「え//」
「だってKenちゃんがそんなことするわけないもんw」
なんでやねんf^_^;
まあ‥しませんけどね
貴女にだけはキスもできませんからっ
K「なーんかむかつくぅ」
「あはっ、ねぇお風呂入りたーい」
K「うん、でも腹減ってへん?」
「んーちょっとw」
K「ならKenちゃんがササッとオムライス作ったる」
「Kenちゃんw自分でKenちゃんってwwてか作れるの?私やるよ?」
K「えーからえーから!奈名は風呂入っといで!」
俺が作りますがな姫w
奈名は素直にバスルームへ消えた
ふーっ‥
ほんま俺は何やってんやろか
ちょっと前の俺は女とヤルことなんて簡単で
よほどでない限りは会ったその日でも
口説いて抱いて終わりって繰り返して遊んで来たのに。
奈名にだけは
なんもようせん‥
好き過ぎてできひん
こんなことほんまにあるんやなぁ
もし奈名が俺のもんになったりしたら
もう死んでもええわw
‥まぁあり得へんけど。