黒と銀
□際どい
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「…おい、オイ!しろがね、それ…」
「え?」
「ズ、ズボン履いてねえのか?」
「はい、あの…鳴海のはどれも大きくて…」
「だからって……何も履かないのは反則だぞ」
鳴海は顔を赤らめながら注意するが、しろがねの生脚に目がいってしまう。
滑らかな曲線を描いた美しい脚の形、鳴海の大きな服の裾で隠れているが見えるか見えないかのギリギリ範囲でこれは際どい。際ど過ぎてヤバい。
「鳴海…あまり見つめられると…」
「おっお前がそんな際どい格好してっからつい見てしまうんだろーが!」
赤い顔が更に赤くなる。
「それよ…他のヤツには見せんじゃねえぞ」
「鳴海…」