お兄ちゃん

□06
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あ、そういえば今日はヒソカが家に来るんだった。

もう少し名無しとイチャイチャしたかったんだけど…断わろうかな。


「イルミー?」

ハッ…!名無しがいるのに考え込んでしまった。

「(ヒソカなんて死ねばいいのに)…ごめん、なに?」

「(また何か良からぬ事を考えてるんじゃ…)あー…今日さ、ヒソカ来るんだろ?何時に来るんだ?」

「実は今ちょうど断わろうt「お・ま・た・せ★」……(イラッ」

「おっよく来たな、ヒソカ」

「まぁね。…そんなに怒るなよイルミ…◆ハァ、興奮しちゃうじゃないか…◆」


そうだった。コイツはいつもタイミング良く邪魔して怒ると興奮する奴だったんだ。

チッ…さっさと断れば良かった。


「イルミ、針しまってこっちおいで」

「!」

「ボクもそっち行こうかなぁ…◇」

「ダメに決まってるでしょ」

「こらイルミ、友達だろ?」

「っ…(ヒソカのバカバカ、こんな変態なんか友達じゃないよ)」

「クックック…怒られちゃったねぇイルミ◆」

名無しに抱き付いてるオレの耳元で話し掛けられて少しゾクッとする。

「ねぇ名無し、怒ったの…?(うるうる)」

見たか!これが名付けて涙目イルミビーム…!

「っ…怒ってないよ」

「(名無しはイルミバカだねぇ)…◆」

「よかった…ん…//」

言葉だけじゃ足りなかったから仲直りのキスを求めたら、角度を変えながらいっぱいキスをくれた。

徐々に深い口付けに変わっていき、互いの舌を味わうように舐めていく。


「君達さ、ボクのコト忘れてないかい?」

本当にこういう時に限ってタイミングを知らないんだから。

「ん、悪い…」

ちゅっ、とリップ音を軽く鳴らして離れた。

あーあ、もっとしたかったのに。

「それと…その体位やめない?別にボクは構わないんだけどボクのアレがちょっと、ね…◇」

変態。やっぱりさーもう帰っていいよ、別に遊びたいわけじゃないし」

何より名無しとの時間を邪魔されたくないしね。


「う〜〜ん…じゃあ、ボクが帰る代わりにイイ事を教えてあげる…♪」


しつこいな。


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