novel

□ひとつ屋根の下【2】
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《Haruna Side》

この街に転勤してきて約1ヶ月。

同じ会社でも環境が変わるとこうも違うのか、と思うことがたくさんあった。

正直、結構ハード・・・。お肌も荒れちゃうし。


でも何とか、今の職場にも慣れてきた気がする。

それになんてったって、同期の麻里子やみぃちゃんが一緒だから心強い。

分からない事やちょっと困った事があったら、取り敢えずこの二人に相談してる。

というのも、二人は元々この街の出身で、陽菜が前の職場に居た頃からたまに同期の

飲み会やらで集まったりする間柄だ。


陽菜が転勤して来てからは、二人が陽菜をランチや買い物に一緒に行こうって

誘い出してくれる。


だから、仕事は忙しくても割と充実した日々を過ごしてる・・・かな(бвб)


・・・・・・・


今日は明日の会議の資料作成に追われてもうくたくた・・・。


慣れない作業でどっと疲れた気がするよ。


疲労困憊の体に鞭打って何とか帰宅すると、お気に入りのソファへ一直線に向かった。


・・・・目が覚めると時計の針は11時を指してた。

かれこれ、3時間くらい寝ちゃってたみたい。

ちょっと期待してみたけど、案の定体の疲れはまだ全然取れてないし

あーもう、今日はもうメイク落としたら寝ちゃおっかなぁ〜なんて

考えてたらちょっとお腹が空いてきた。

そりゃそうだ。だって陽菜夜ご飯食べてないもん。

このままだと空腹で寝れなくなっても辛いなぁ、なんて思って

冷蔵庫にある適当な材料で軽く何か作る事にした。

うーん。ネギに挽き肉に・・・



あ、良い事考えついた!
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