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◆ヴィンサガと鬼滅 [追記]

9/30、10/1と舞浜アンフィシアターにて上演されたヴィンランド・サガの朗読劇行ってきました。ホール全体が緩やかなすり鉢状になってました。U字形のステージ前方に朗読陣八人の広めのお立ち台にマイクやライトが設置されててステージ後方に演奏陣が五人いらっしゃいました。
初日、下手3列目の席でしたが、かなりステージと密接しており声優さんが喋るのを目の当たりにしました。なんとレアな体験。2日目は上手後方の席で全体を見渡せる位置でした。できたら真ん中辺りでトルフィンとアシェラッド見たかったけど文句はない。
作中屈指の人気を誇るであろうブリテン編を3時間に収めるためにストーリーの大筋はそのままに、余分な部分なんてないけど極限まで余分な部分を削いで収め出た印象で、要所要所はちゃんと押さえるなと思いました。
アシェラッドが髪型から服装から変な甲冑、声までアシェラッドにぴったりハマってた。アシェラッドと一番付き合いが長く右腕的なキャラであるビョルンの濱野大輝さん、荒くれ者揃いのトルケルの部下の中でも理知的な人物であるアスゲートの日野聡さんはハマり役でした。イメージとして高すぎず低すぎず青年になる前の少年らしさのある声の人だといいなぁと誰というわけでもなく薄ぼんやりと想像してたトルフィンでしたが松岡禎丞さん、ああこれはトルフィンの声だなという認識で聞けました。そして中の人の演技に泣いた。アシェラッドに、俺とお前の決着はこんなもんじゃねぇだろおおって叫ぶとき地団駄踏んでました。父親の仇を取るためにここまで来たのに何度も何度も殺すために決闘をしてきたのに、それなのに自分の目の前で自分ではない者にトドメを刺されてしまった。喉が裂けんばかりの絶叫でした。そして「本物の戦士になれ」と言い、事切れるアシェラッド。あああ〜〜この音声は映像ありで完成すんじゃねえのこれ〜〜。トルフィンの中の人ばりに地団駄踏めます。ヴィンランド・サガのアニメ化を強く強く希望します。殺し略奪強姦規制なしでね、あれは描かなきゃ意味ないのよ、この作品では。
トルケルは飄々として戦闘大好き!!感が出ててたまにおちゃめで可愛かったよ。アトリ、トルグリム、ウィリバルド、スヴェン王、アスゲート、トルケル、ビョルン、衛兵や兵士…と声優さんによっては一人二役演じてました。同じ人なのに声の質がだいぶ違う。プロはすごい。クヌート役天崎さんは覚醒前後の演じ分けも素晴らしかったです。最早クヌートが主役では、と思うほどの気迫でした。濱野さんは、キャラと中の人の体格差ありすぎて「この人本当にビョルンの声あててるの?」と違和感拭えなかった。他の人は妙に合ってたんだよ、声とイメージと見た目が。濱野さんはシルエット美しすぎ。細身なのにあの太い声。あとトールズは予想外に良かったです。銀魂の神威のイメージが強いかった。トルフィンはちょっとぽっちゃりしてたかな?やけに可愛かったよ。弟にしたい。そして大きくなっていくにつれどんどんつれない態度を取るようになり、果ては邪険にされる未来が見える(病気)
舞台演出も凝ってたよ。バトルシーンでは剣戟の音に合わせて爆竹?使ったり山に火を放つところではスモークで煙幕、レーザーで火の粉を飛ばし、雪降るシーンも再現してた。火が出たとき客席にいて熱かったから舞台上の人たちはもっと熱かっただろう…。朗読も演出も音楽も一体となってヴィンランド・サガという作品の世界を作ってたよ。素晴らしい空間でした。奴隷編もある?期待しちゃうよ。
11月に出る新刊巻末で朗読劇についての漫画が載ってくれたら嬉しいなぁと思うの。あ、11月にヴィンランド・サガ新刊20巻が発売になりますよ。楽しみですね。キリのいい数字だし1巻から集めるチャンスですよ(ステマ)

2017/10/02(Mon) 21:53

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