撫子

□あれから
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あれから50年

十番隊舎

乱「輝縷!!おっはよー!」

『おはようございまs』

最後まで言い切れなかったのは乱菊がその豊満な胸に輝縷の顔を抱きしめたからだ

「副隊長…古里が窒息死してしまいますよ…」

毎朝…いや、毎昼恒例の光景なので誰も動じず、誰かがすぐに止めてくれる

『こんにちは、松本副隊長…』


はなしてもらって、ふぅ、と息をついて挨拶をする

日「まぁつぅもぉとぉ!!」

怖い顔をした日番谷が入ってくる

乱「あ、隊長!!おはよーございまーす!!」

日「おそよーございますだろ!!

 つか、いつもいつも遅刻してきやがって!!」

日番谷隊長は大変だなぁなんて見ていた

ら、

乱「あ、いっけない、あたし用事あるんでした!それじゃ、隊長、しっつれいしまーす!!」

日「あっ、こら、松本ぉ!」

松本副隊長逃走

日「あいっつ!!仕事溜めてやがんのに!!」

松本副隊長…

『あの、日番谷隊長…』

日「あ?」

いかにも不機嫌ですというオーラを発しながら振り向く日番谷隊長

『僕、もう書類終わってるのでよければ松本副隊長の書類やりましょうか?』

日「!?早くないか?」

『事務仕事は得意なんです。』

日「…なら、頼んでもいいか?」

『はい、大丈夫ですよ』

松本副隊長の書類を取りに行こうと席を立った瞬間

ばんっ!!

と、大きな音を立てて入ってきたのが

冬「六番隊三席の架月です」

書類を持ってきましたー
となんともやる気のなさげな声で入ってきた

冬「輝縷ー」

ぎゅうっと抱きついてくる冬梧

『架月三席?』

これは冬梧が十番隊に来た時はおなじみなのでもう誰も突っ込まない

(最初のうちは突っ込みを入れていたが、毎回なのでいう方も疲れて来た)

冬「俺もぅ十番隊に移隊したい…」

しみじみという冬梧

こんなことは初めてで

『なにかあったんですか?』

ちょっと心配になって頭を撫でていると

あ「しつれいします、四番隊の…って冬梧!!
  
  輝縷に抱きつくなんて!!」

しかも頭撫でられて!!

「「「(また、ややこしくする奴が来た…)」」」

十番隊の隊員の心はいまひとつになった

冬「もう、六番隊やだ…」

冬梧はなにを思い出したのか青い顔をして更にぎゅうっと抱きしめる



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