感想&たまり場


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09/16(Tue) 12:43
その19




沖「何か嬉しそうですねィ」
水「えっ…そ、そうか?」
沖「はい」
水「う…最近隠し切れないなぁ…。…私には友人ってのが、今までいなかったからな。…何か浮かれてしまって」
沖「へェ…友人いなかったんですかィ」
水「わ、悪いか」
沖「いえ? …恋人は?」
水「は?」
沖「恋人は…いたんですかィ」
水「な、なんだよ…いない…よ…」
沖「…高杉は」
水「はぁ? 何で高杉だ。昔家同士の付き合いがあっただけだ。高杉家は情報屋として天月家と懇意にしてたから…。…好きになったのは、総悟が初めてだよ」
沖「…風呂一緒に入…」
水「断る」
魅)んーーー、、、
神)どうしたアルか?
魅)明日、、どうしよう。。
新)何がですか?
魅)服。どうしよう。。
と言って。隊服と和洋折衷の着物と紫の着物を並べている。
新)なんで隊服もですか?!
魅)いや、それは俺の役目。それに土方さんは副長だから狙われやすいから。
新)でもそれじゃ、、土方さんがかわいそうですよ。
魅)そうか。
神)この銀ちゃんの服に似てるのがいいアル。そしたらもしの時も動きやすいと思うネ!
魅)さっすが神楽ちゃん!!大好き!!
神)うわっ。魅龍、、ぐるじい、、ネ。
魅)あ。ごめん!
と言って首から腕を離す。
そして、ちょっと待っててと言って去って行き。
3分も立たないうちに戻ってきた。
新)何しに行ったんですか?
魅)土方さんの部屋に置きっぱだったこの羽織持ってきた!
神)なんかどっかで見たことアルね!
魅)ひみつ〜
新)もうそろそろ時間です!行きましょう!
神)そうネ!
魅)本当だ!!
***
その頃の土方さんは。
土)無意識ですごいこといってくるから固まる、、
そんなことを永遠に考えてたら勢いよく
バーーーン!
と扉が開き肩を上下させた。
魅)あれ?ビビっちゃった?
土)ビビってなんか、、、、、いるな。
魅)ごめんごめん。この羽織取りにきただけだから。お風呂ごゆっくり。
土)あぁ。そうか。お前もな。
という会話があった。
ーーーーーーーーーーー
目の前には左右に分かれた赤と青の暖簾。
女性組は和気あいあいと赤の暖簾をくぐり、男性組は無言で青の暖簾をくぐった。
銀「…」
土「…」
沖「…」
新「…(き、気まずぅぅぅ!!!え、なにこれ?誰も切り出さないの!?脱衣所ってこんな重い所だっけ!?)」
黙々と服を脱ぎ捨てていく男達に痺れを切らす新八。
新「(…この空気、耐えられない!)お、温泉って久しぶりですね〜しかも露天風呂!僕楽しみだったんですよ〜」
三人「…はぁ」
新(え!?溜め息!?)
銀「久遠がいうと可愛いんだが…」
沖「俺も水無月がいうと…」
土「野郎がいってもな…」
新「…」
新)そんなこといってもですね、、あんたら理性もってんのか!!
沖)俺は頑張ったらできまさぁ。
銀)どっかの誰かさんと違うからね〜
新)すいません。さっきからでてくる、店の前でどうのこうのって僕ついていけないのですが、、
沖)あぁ。あんたいなかったですもんねぃ。
銀)実は、、、、土方一発殴らせろぉぉぉぉ!!
新)なんでそうなんだアンタはァァァァ!!
土)いい。そうだな、、、シスコンのお前にはきついな。
銀)何だよ〜シュンとしちゃって〜
沖)Sとして嫌がんないと嫌でさぁ。
銀)同感。
沖)それでですねぃ。実は旦那の家の前でかくかくしかじかだったんでぃ!
新)なに生々しいことしてんだぁぁぁぁ!!あんたぁぁトッシーのくせにぃぃぃぃ!
土)それをいうな!!魅龍にいうな!!
銀)ん?あいつ知ってるぞ、、、
土)お前か?お前が言ったのか?
銀)違うからね〜銀さんじゃないからね〜
沖)そうでさぁ。旦那じゃなくて近藤さんでさぁ。
土)近藤さんんんんん!!



.

09/16(Tue) 12:45
その20




沖「まぁ、一緒に入るのは我慢しやしょうかねィ」
新「えっ、珍しいですね」
銀「何? 水無月にはそういう意味で興味ないとか?」
沖「なぁに言ってんですかィ。そんなんオスじゃないでしょう」
土「オスって…、だからお前が言うといかがわしいんだよ」
沖「いや、一緒に入るシーンってなると、『ピー』の文字が入りまくって見にくくな……」
銀&土&新「どんなプレイする気だ!?」
土)いや、まて。総悟。今度かして欲しい。
銀).........。
新)銀さん固まってますから!!あんたもどんなプレイするつもりですか!!
沖)俺は旦那の答えによりまさぁ。
銀)うぅ!あのかわいい魅龍を見られるのか!!
新)あんたは妹をピーーしたことあるのか?!
銀)いや、お前が最初に使ってどうすんだよ〜。そういう意味じゃなくてね。くすぐるだけでもすごい声だすんだよ〜
沖)なんか面白そうでさぁ。
土).......。
新)土方さん?!あんたそっぽ向いてるようで前乗り出してきてますが?!
銀)「にゃぁ」とか「みぎゃっ」とか〜あと前、本人曰く結構油断してて「やん」って言ったりとかww
沖)あぁ素質があるんですねぃ。じゃ。「きゃっ」とかいったりするんですかぃ?
銀)さすが総一郎くん〜
土).................////////
新)なに土方さん後ずさってんですか?
土)のぼせただけだ!!
新)じゃ、上がった方....
沖&銀)ニヤニヤ。新八くん〜よーーく考えなよ〜俺たちはいって5分も立ってないんだよ〜
新)!!もしかして!!
沖)土方さんはこう見えて奥手ですからねぃ
銀)ウブだしね〜
土)うるせーー!!
ーーーーーーーーーーー
土「…っ、そもそもおめぇらキス一つもまだ済ませてないだろうが!」
銀「銀さんはもう済ませましたぁ」
新「え!?いつの間に」
土「ハッやっぱてめぇもむりやりか」
銀「違いますぅ。同意のうえでした!…何もいわなかったけど」
土「何もいわずにどう同意するってんだよ!」
銀「場の雰囲気だ!…こう、吸い込まれるようにでよ…自然に…久遠だって顔近付けたら目閉じてたぞ!」
沖「ちなみにどこで?」
銀「…久遠と二人っきりで夜桜を見に行った時」
土「…確信犯か。いい雰囲気作って」
銀「久遠から誘われた!」
沖「キスした後はどうでした」
銀「…どうしたの?俺に聞くなんて」
沖「この無理やり奥手の上司に聞くより、カップル同期の旦那に聞いた方がためになりまさぁ…俺も水無月といい感じで済ませたいですしねぃ」
銀「まあそーだろうなあ(チラ↓)」
土「…っ」
銀「そうだなぁ…キスした後、しばらく見つめ合ってよ。久遠の瞳が少し潤んで、月明かりに照らされてやけにきらきらしててな…キス一つなのにな、なんか酔った気分になんだよ」
沖「ほう」間にか蚊帳の外)」
新「…ぐす(僕…そもそも彼女いない)」



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09/16(Tue) 12:47
その21




土)わるかったな!奥手で!
銀)え?認めてるの!!
沖)知ってますかぃ?土方さんって頼まれた時しかキスしないんでさぁ。
銀)あぁ。それで勢い余ってふっかーいのになっちゃうんだ〜
土)(蚊帳の外でなくなったのはいいが、、)うるせぇ。あいつ肌見られたくないらしくて頑丈に隠してんだよ!
沖)どうしたんですかぃ?
土)こないだ試しにすっごい暑そうだったから少し脱げよっていったら中にまだその下に3枚きてたんだ!
沖)そりゃすごいでさぁ!!
銀)もういいのにな〜あいつも心は許してんだとよ〜けどな〜
土)マジか?!許してるのか?!じゃ〜何が、、、俺に問題が?!
銀)いやいやそうじゃなくて〜あいつ、、、総一郎くんは知らないかもしれないけど....
沖)知ってまさぁ。だから続けてくだせぇ。あと総悟でさぁ。
銀)うん。攘夷戦争の時の傷跡とかヒドいから幻滅されたくねぇんだと〜
土)そうか、、そういえばさっきから何か引っかかるんだが、、
沖)そういえば何か忘れてる気が、、、
銀)なんだっけ?
新)(もう泣いていい??)
土)ま。俺の悩みは解決したし!
銀)次はだれの相談??何か忘れてるのは〜
沖)気にしないことにして次行きまさぁ。
新)次行くんじゃねぇぇぇ!!気にしろ!ぜってー気にしろ!!マジ傷つくんだよ!俺メガネだけど傷つくんだよ猫の肉球最高!!あれ?自分でメガネ言っちゃったよ、、
銀)あれ?
土)メメメメガネが!!
沖)喋ってまさぁ!しかも長い文(笑)
新)お前らやっぱり確信犯かぁぁぁぁ!!
ーーーーーーーーーーーーー

銀「てかよぉ…ぱっつあんのアイデンティティがないから温泉の湯気で…」
新「湯気で掠れてるってか。温泉に入るんだからメガネを外すの当たり前です」
土「本体置いて何つかってんだ」
新「ここぉ!本体ここ!」
沖「眼鏡掛け器だって湯に浸かりたいときがありやしょう」
新「…てめえらいい加減にしろぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
銀「んで? 総一郎君はどうなの?」
沖「総悟でさァ。俺は…まだ何も」
土「!? 手ぇ出してないのか?!」
新「沖田さんはどんどんいっちゃう人だと思ってました…」
沖「アンタら俺をどんな目で見てんですかィ」
銀&土&新「ドS」
沖「…好きな女には優しくしやすよ」
新「意外だ…。でも、良かったです。水無月さんはどこか…人を怖がってる面があるようですから」
沖「沈むか、メガネ」
新「えぇぇ!? 何で?!」
銀「そんな新八が水無月のことよく分かってる風だからって、嫉妬はやめなさいよ〜、沖田クン」
土「相手はメガネだ。有り得ねぇだろ」
新「え、何で僕、貶されてんの」
沖「これでも我慢してるんですぜィ。なのにあんな……押し倒しても仕方ねェでしょう」
新「押し倒したんかィィィィイイィィ!!」
銀「あらま〜……俺らより進んでんじゃねぇの、ソレ」
土「お前、優しさはどこ行った」
沖「いや、弱いとこ見せたくないって言われましてねィ」
銀「あ〜、そりゃ水無月が悪いわ。信じてくれてねぇのか、ってなるわなぁ」
沖「分かってくれやすかィ、旦那」
土「それで押し倒した、と」
新「…ど、どこまで…」
沖「安心しな、すぐ離れやしたぜ、DT」
新「DTの何が悪い! 僕は魔法使いになるんだよ!!」
沖「妖精にもなれるらしいねィ」
銀「そういや、高す…ある厨二病患者から聞いたんだけど。水無月の家、潰れたらしいよ」
沖「それは知って……」
銀「いや、実際に『潰れた』らしい」
新「? どういう意味ですか?」
銀「自宅が崩壊した後、燃えてたんだって」
沖「……は?」
銀「全部、灰になって朽ちてたらしいよ」
土「言葉通り、潰れたのか」
銀「何かゴタゴタがあったみたいだねぇ。俺はよく知らねぇけど」
沖「…………」
新)あんたたちいつの間に....てか何で土方さんまで...
土)いや、わりぃ。何かお前って本体(メガネ)ねぇとザキよりジミーだな。
銀&沖)ぷっ!!
新)土方さんって素でヒドいことを、、っつーかSコンビ黙れぇぇぇぇ!!!!!

ビュン。グササッ。

新).............今のなんですか??僕の首スレッスレなんすけど、、、

銀さんがそれをとる。

銀)もう少し静かにした方がいいかも、、、
と引きつった顔を向けてきた。

土)まさかそれ、魅龍のか??
銀)あぁ。
と言ってクナイの一本を見せると土方も顔を引きつらせた。
そこには、

『もうちょっと黙って入ろうか?ウザくて話題が盛り上がらん。全部丸聞こえ。で、俺たちからは黙ってはいらんと殺すぞ★』

銀)これ絶対久遠入ってないよね!殺すなんて言わないよ!!
沖)あらら〜全部聞かれてやしたか〜水無月はたぶんこういうことは赤くなって黙ってるでしょうから〜
新)土方さんが1番やばいんじゃ、、
土)星が黒い、、、、みんな協力してくれ!!静かにするの!!
と言って頭を下げた瞬間。

パシャ。

と聞こえ、、、
沖)魅龍隊長〜成功ですぜぃ!

土)総悟ぉぉぉぉ!!




.

09/16(Tue) 12:49
その22




ーーーーーーーーー
銀「…てかよ、女湯の露天風呂って隣?」
新「いやまあ…そうでしょ?この壁のすぐ隣に露天風呂があるはずですよ」
三人「…」
隣からは女性組のはしゃぎ声。
沖「話していてあんまり聞こえなかったんで、忘れていやしたが…」
土「こんな薄壁一枚…」
銀「当たり前だけどよ?…壁の向こうは俺たちと同じ、裸…」
只今各々彼女の現状を想像…。
三人「―――!!!」
ザッパア!スタスタスタスタ…、
ガラララララ、ピシャン…。
新「………変態共め」
辰)ハハハッ!!
桂)坂本、、笑すぎだ!
高)ヅラァ。こいつは昔からそうだろうがァ。
桂)ヅラじゃない馬鹿桂だ。
辰)桂。お前酔っとるの〜
高)自分で間違ってるしなぁ。

新)あんたら!いつの間に!!
辰)最初からいたんぎ〜おまんらが気づいてくれなかっただけじゃ。
高)俺を忘れるとはな〜。
桂)ふっ。

新)あなたたち軽くどころかかなり背後が黒いんですが??

その時、、
うわっ!!
ビュングササッ!

土)あぶねぇだろうが!
魅)くんじゃねぇ!死ね!静かになったと思ったら移動してたのか!!!マジで死ね!馬鹿兄貴!!!!
銀)なんで俺なの??土方くんじゃねぇの??

と言いつつあたりを見回すがいない、、、女性群が。。。

魅)久遠たちなら上がったからさっさと戻れ!!

と追い払う。

残念そうに女性立ちの風呂場を出ると
久遠達が岩陰から出てくる。。。
そして魅龍の一言。

魅)マジでふざけんじゃねぇ!あのシスコン変態兄貴ら!

と言った。

新)あんたらも覗きにいったんかい!!!
桂&高&辰)あぁ。したらよぉ。大声でもう兄上達に見せる気ない!もう土方さんのものだから!って言われて、、、、
新)あんたたちってとんだシスコンだな!!
久「いい湯でしたね〜♪」
銀「あり?先に出てたんじゃなかったの」
久「いや…実は岩に隠れてました」
銀「…なんか損した気分だ」
久「へ?」
銀「いや別に!ん?久遠それは?」
久「フルーツ牛乳です」
銀「お!いいねぇ〜俺にもちょうだい」
ひょいと久遠のてから瓶を取り、二口ほど飲んだ。
久「!」
銀「ああ〜やっぱり風呂上がりに飲むとうめぇ…久遠?おいどうした!のぼせてたのか?茹でダコみたいだぞ!」
久(か、間接キス…)
その頃、外野は混沌としていた。
沖「大丈夫ですかぃ水無月。裸見られたりしグボッ!」
赤らめた水無月は無言のラリアットを繰り出した。
神「やっぱり男はケダモノアル!私の半径50mは近づかないで」
新「標準語!?てかなんで僕を見ていうの。僕は無実だ!」
土「ちょ、まて!話せばわかるをおおおおお!?」
数多のクナイが土方の急所を集中攻撃した。
銀「魅龍さん!そこだけはやめてあげてぇぇぇ!」
久「そ、そういえば銀さんも覗き、したんでしたよね」
銀「!?…い、いやあのな?あれは男の性というやつで…」
久「そんなに…よ…要求不満、なんですか?」
全「!」
ピタ、シーン…
銀「…久遠?」
久「…だ、だって、女の裸が見たいから、覗いたんですよね?」
銀「それは久遠の身体が見たくて」
久遠を除く女性組の目が絶対零度と化した。
銀「ちょ、そんな目でみないで!」
久「銀さん…(小さい声)二人っきりならが、頑張りますから…他の女性のは、見ないで下さい」
銀「!!!!!!」
魅)何をやめるって??
とホットチョコレート片手に土方さんに永遠にクナイを投げつけて、、
次に放つ言葉にみんなが固まる。

魅)こんな体見ら、、、れ、、た、く、ない!!

と顔を真っ赤にしてる。

魅)みんな綺麗だもん!久遠も水無月も白くて傷一つない、、、

とちびちびとホットチョコレートをのんでいる。

土)そんなこたぁねぇ。
銀)そうだよ〜お前のそれは夜叉つb

ストトトトッ
と魅龍のクナイが銀さんの喉と急所を目掛けて飛ぶ。

土)みんなしってるんだ。
魅)知ってるけど、、、 神楽ちゃんとぱっつぁんと久遠にその道を知って欲しくないんだ。

銀)ん。わかった。

土)じゃ、
と言って魅龍のコップを取り少し飲む。
土)やっぱあめぇ。けどこれビターか??
魅)/////////
顔を真っ赤にしながらコクリと頷く。
土)ついてる。チョコ。
っていい。口元を舐める。
魅)//////////////ボフン。

新)ぎゃあああ!魅龍さんが爆発しちゃったよ〜!!

土)????なぜだ?

新)お前はそれ素なのか!!だったらどんだけエロいんだ!!

銀)そういえば久遠ってなんで顔を真っ赤にしてるんだ??

新)こここいつら!!天然タラシだぁぁぁぁ!!沖田さんも何か言ってください!!

沖)俺もやりたいですねぃ。

新)そっちじゃねぇぇぇ!!



水「お前ら、覗きって…人としてどうよ」
沖「男として当然でしょう」
水「何開き直ってんだ」
沖「開き直りついでに言いやすとねィ」
水「…何だ、言ってみろ。斬る準備は出来てる」
沖「今もかなりキてやして」
水「は?」
沖「風呂上がりで髪おろしてんの、かなり色気、ありやすぜ? やっぱ綺麗ですねィ」
水「っ〜!!」
沖「水無月は情報屋で、耳はフツーの奴らよりかなり良いから、他の女共より露天風呂での会話、丸聞こえだったでしょうが」
水「……」
沖「水無月には優しくしたい反面、早く俺のモンにしたくも、あるんでさァ」
水「おン…前、は、いちいち表現が生々しいんだよ!!」
沖「そうですかィ? 正直なだけですけどねィ。…水無月は、俺を男として見てくれてるのかねィ…」
水「…何、言っ…」
沖「あぁ、いえ。ただの独り言で…」
水「見てるに、決まってるだろ!?」
沖「み、水無月?」
水「た、確かに私は、魅龍や久遠みたいに、す、素直に気持ち伝えられないけど…っお前見ると、ドキドキするし、風呂上がりの姿だって少し髪が湿ってて、それこそ色気あるし、ドSだ、って情報しかなかったのに、何か私を大切にしてくれてるし…それが、嬉しくて…」
沖「ちょ、待っ…」
水「そんな私、私自身が知らなくて戸惑うこともあるけど…ただ、私は総悟が好きなんだ、って、思っ…もがっ」
沖「もう…ほんとに、勘弁して下せェ」
水「っ…あ、私、何口走っ…」
沖「…そこで赤くならねェで下せェ。何でそんなに可愛いんですかィ…」
水「な、何で呆れたように言うんだよ!?」
沖「…ハァ。…俺だって、照れる時ぐらいありやすから」
水「っ…わ、悪、い」
沖「いいえ?」
水「!? 笑うな!!」



.

09/16(Tue) 12:52
その23(完)




その頃久遠は両手で残り少ないフルーツ牛乳の瓶を持ち、悩んでいた。
久(…さて、ここにあるのは残り少ないフルーツ牛乳の瓶があります。それに銀さんが飲んで、かかか、間接、キ、キキキ………はっ!私がここで飲んだらそれこそ―――!?)
銀「久遠どうした?頭から湯気が…」
久(どうする?どうすればいい!?)
久A(…そ、そんな…恥ずかしくて飲めない!)
久B(こここ恋人なんだ!何も恥ずかしいことはない!…銀さんだって普通に飲んでいたんだ。つつ付き合っているだから、何も不自然じゃない!!)
銀「久遠!?目が回ってんぞ!?」
久(―――ええいっままよ!!)
ぐいっゴクゴクゴク!
久「プハッ!…ハァ…ハァ…ハァ!」
銀「え?何?本当にどうしたの久遠!?」
沖「…旦那、うちの水無月もそうですが、久遠さんは付き合うのはおろか、初恋もまだでなんですぜ?やっと旦那という男に初めて恋したんでさぁ。…しかも数日の片思いが一転実は相思相愛でカップル決定…久遠さんのカップルレベルだとまだ赤子ですぜ?土方さんのうぶさにも勝りまさぁ」
土「うるっせぇ!」
銀「…」
久(…飲んだ!飲めたよ!)
湯冷ましの為に飲んでいたのに、何故か身体中が熱くなっていたが、久遠は達成感に浸った。
銀「…久遠」
久「は…はひぃ?」
銀「…そんな瓶に口付けるより、こっちにして欲しいな?」
銀時は指で自分の唇を指した。
久(?唇………………………っ!!?)
ボフン!
新「わ!久遠さん!?また爆発した!」
久「はよわゆよわわわわわわわわわあああああああ!!!」
奇怪な叫び声をあげながら部屋へと走っていった。
銀「ちょ久遠!」
銀時もまた久遠を追いに部屋へと帰った。
新「………僕らも帰りましょうか」





これで、斎の掲示板でのやり取りは終了!!
嫌がらせのように送ってゴメン…意外と多かった。
これの著作権的なのは、斎の魅龍と久遠さんにあるから、
好きなようにして良いよ〜。
まさかこんなに長いとは…『斎』の名前がゲシュタルト崩壊(笑)

ではではお互い、頑張りましょう(^^)


.

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