桜恋唄 番外編 〜その壱〜

□日向ぼっこ
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ねえ、ごめんってば。

────そう言いながら頬をツンツンつつけば、そのうち【許してあげる】とそっぽ向いたまま呟く彼女。

そのままぷにぷにとほたるの頬を摘んでいると、もう、擽ったいって!と身を捩りながらくしゃりと笑った顔が此方を向く。



ほたるの笑った顔も、泣いた顔も、怒った顔も。

全て見ていたいと思う。


そのひと欠片も残さず、僕に見せて欲しいと……そう、願う。


こんなにも、君に夢中なんて。


本当、困った子だね。

お仕置き、しなくちゃいけないかな。


……だからもう少し、意地悪な僕でいさせてね?





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桜恋唄 第四話

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