桜恋唄 〜その壱〜
□第二話
1ページ/8ページ
「……ん………」
……朝?
「…此処、は……」
…………………。
「……ああ、そうか……」
昨夜、自分の身に起きた事を思い出す。
半ば引き摺られるようにして連れてこられたこの場所。
新選組の本拠地。
「…………」
出来ればいつも通り、温かな布団の上で目覚めたかった。
しかし、縛られたままの縄は、嫌でも現実を突き付ける。
私、どうなるんだろう……。
→
次へ
←
前の章へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ