桜恋唄 〜その壱〜

□第十八話
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『ご心配お掛けして、申し訳ありません。如月ほたる、本日より隊務に復帰致します』



朝餉の前、皆が集まる中で深々と頭を下げる。



「うむ。やはりほたるがおらんとな。くれぐれも、無理をせんように」


『はい、ありがとうございます』



局長の言葉にお礼を述べれば、すかさず副長が口を開く。



「……ほたる、分かってるな?無理は、するな」


『えーと……無茶は、しません』



するとすぐに横槍が飛んでくる。



「ほたる〜、それって答えになってないんじゃないの?」


「ほたる。あんたはもう少し、限度と言うものを知れ」


「ま、此奴に何言っても無駄だろ。なあ、ほたる?」




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