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□好きだよ
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私の名前は苗字名前


一ヶ月位前に武州から江戸に出てきました。



江戸に来てすぐ真選組の一番隊に所属させてもらってます。



今は丁度次の潜入捜査に向けての会議中です。



土方「何か質問はあるかー??」

↑この人は土方十四郎。私たち真選組の副長さんです。

頼りになるし、厳しいけど本当はとっても優しい人。総悟とはミツバさんのこともあってか未だに仲悪いみたいだけどね




沖田「あの、土方さーん。」

↑この人は沖田総悟。総ちゃんは武州にいるときからの友達でお兄さんみたいな人。

そんな関係だからか私がお姉さんのミツバさんみたいに総ちゃんって呼ぶ事を許してくれた。


だから私は彼より2歳年下だけど総ちゃんって呼ぶ。



土方「なんだ、総悟??」



沖田「今回の潜入捜査、誰に行かせるんですかィ??また山崎に任せるんですかぃ??」


土方『あぁ、その事なんだが今回は練習として苗字に言って貰おうと思う。』



「「『えっ!!??』」」




沖田「な、なんであだ名なんですかィ!?」


驚きながら硬直している私の言いたかった事を総ちゃんが代わりに言ってくれた。




土方「だから言ったろ??練習だよ。」


あくまで平然としながら煙草に火を点ける土方。
流石の山崎も若干焦って土方に詰め寄るるようにして聞く。


山崎「ちょ、副長!!!もし名前ちゃんに何かあったらどうするんですか!?」


土方「これから苗字に行ってもらう事も増えるだろうし、今回はどっちかってぇと安全だし、丁度良いんだよ。苗字、行ってくれるな??」


どうしたら・・・


でも行った方が私のためだよね・・・??


『じ、じゃぁ行ってこよう・・・かなぁ・・・??』



「「・・・!!!」」


土方「よーし、決まったな。じゃぁこれにて解散とする。」



あぁーどうしよう・・・



>続く
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