遥かの本棚4

□「やらねえよ」
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つかつかとそのナンパが掴んでる腕をおもいっきり握り締めた

「いてて!んだよ!?」

「その手を離してもらおうか?」

「将臣くん!」

「なんだよ!いい所だったのに!」

余計な一言がなければ良かったのだがな

望美の手を離したナンパの手を離し望美を後ろから抱きしめたかたちでナンパに見せ付ける

「こいつはな俺の大事な恋人なんだからな…」

驚く望美に脱力しそうになる

ナンパは無事撃退してるからそこは良いのだが…

「あんな…なんで俺がうるさいと思ってるんだよ」

「…素」


 
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