遥かの本棚5
□夜中の目覚め
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「…そうだな。」
「将臣くん…側に居てね、何処にも行かないで」
俺を見上げ真剣な眼差しをする望美に頷く
「行かねえよ。何処にも行く訳ねえ、望美を置いてなんか」
例え夜中に目覚めても今度は望美を抱きしめて眠ればいい
寂しさや不安なんて無くなるだろう
夜中の目覚めは…怖くない
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