SO3

□Promise 第一部 第五話
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あ〜あ、退屈だなぁ。

あれ以来クリフ団長はモンスター退治に連れてってくれないし

なんか面白いことでも起きないかなぁ…。

いつも通りの平凡で退屈な任務にフェイトは飽き飽きとしていた。

「退屈そうですね、フェイトさん。」

どこからかミラージュがやって来てフェイトに話しかけて来た。

「ミラージュさん!?い、いえ、退屈だなんて!」

「ふふ、いいんですよ?はっきり言ってくれて。」

どういうつもりだろう…

でもこう言ってくれてることだし…

しばらく考えてみて、結局フェイトはミラージュに本当のことを話すことにした。

「えっと、正直言うと、少し退屈ですね。いつもいつも毎日同じで…。」

「何か起きて欲しい?」

「そうですね。そうすれば退屈せずにすみそうですからね。」

「そうですか。わたしは何も起きて欲しくないですね。」

「それで退屈じゃないんですか?」

「退屈…と言われれば否定はできないけれど、やはり何も起きないのが一番ですから。」

「へー、そんなもんですかね?」

「そうですね。いずれフェイトさんにもわかりますよ。」
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