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□Promise 第一部 第四話
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でもモンスター討伐か…
倉庫番は退屈だったし、これで退屈しなそうだな。
軍に入ったからにはもっとこう人の役に立つような仕事がしたかったんだよね。
「はい、もちろんお供させていただきます!」
まさに渡りに舟といわんばかりフェイトはクリフについていくことを決めた。
「いいかフェイト。俺のそばから離れるんじゃないぞ。」
「ははっ、大丈夫ですよ!」
「たいした自信だな。」
「これでも毎日訓練してますからね。」
「訓練?一人でか?」
「いえ、妹達とです。」
「ほう、おまえ妹がいるのか?」
「はい、二人。」
「で、かわいいか?」
「え?まあ、かわいいほうだと思いますけど…。」
「そうか、かわいいか。今度紹介しろよ。」
「…絶対いやです…。」
こんな人に妹を紹介できるか!なにされるかわかったものじゃない…。
まあ、マリアなんかは軽くあしらいそうだけど…。
「と、まあ冗談はこれくらいにして…そろそろ行くぞ。」
緩みきっていたクリフの顔がまじめなものに変わる。
「はいっ!」
「うおりゃー!マイトディスチャージ!これでもくらいやがれ、エリアル!」