SO3

□Promise 第一部 第五話
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「ははっ、どうですかね。」

「それではわたしはこれで。」

ペコリと挨拶をしてミラージュが去っていく。

いったい何をしにきたんだろう?

そういえばミラージュさんっていったい何者なんだろうなぁ…

クリフ団長のこと呼び捨てにしてるし、絶対タダ者じゃないよなぁ。

そんなことを考えていると、あたりが急にざわつきだした。

兵士達があちらこちらを行きかっている。

なんだ?

どうしたんだ?

「あの、何かあったんですか?」

とりあえず近くを通りかかった兵士に尋ねてみることにした。

「ん?ああ、何でもシーハーツの密偵が侵入したそうだぞ。」

「シーハーツの密偵!?」

「ああ、だから今兵士を挙げて捜索中ってわけだ。よかったら君も手伝ってくれ。」

「はい、もちろんです!」

そうそう、こういうのを待ってたんだよな。

やっぱりこうでなくちゃな!

よーし、やるぞぉ!

フェイトは張り切ってシーハーツの密偵を探すことにした。
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