SO3

□Promise 第一部 第六話
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「ば、馬鹿…手を出すわけねえだろうが!俺はもっと大人の女が好みなんだ!だから、その顔はやめろ!」

「はは、殺すなんて冗談に決まってるじゃないですか。そんなに慌てないでくださいよ。」

「だ、だよなぁ。」

目が笑ってねえんだよ!

このシスコン!

それからしばらく二人は馬鹿な話をしたりして、笑いあっていたが、フェイトがふいに笑いを止め真剣な表情になった。

クリフもそれにつられて真剣な表情になる。

「クリフ団長…」

「…なんだ?」

「僕は間違ってるんでしょうか…?」

「おまえはどう思ってるんだ?」

「僕は自分は間違ってないと思ってます…。やっぱり、いくら敵だとはいえ、同じ人間なんだ。簡単に殺していいはずがない…。」

「そうか…。」

「やっぱり…間違ってますか…?」

「間違っている…って言われたらどうする気だ?」

「え?」

「もし間違っているって言われたら、おまえはそれで考えを変えるのか?おまえは正しいって言われたら、それでおまえは納得するのか?」

「それは…。」
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