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□Promise 第一部 第七話
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僕とクリフ団長が訝しげに顔を向けると、ミラージュさんはようやく笑いを止めてくれた。
「いえ、この一週間ずっと元気がなかったのは誰だったかと思いまして。」
「え?」
「ばっ、な、何言ってやがるミラージュ!う、嘘つくんじゃねぇ!」
「クリフ団長…もしかして僕のことを心配して…?」
「ア、アホッ!おまえも信じるんじゃねえ!んなわけねえだろうが!」
「あら、そうですか?話すことと言えば、フェイトは平気か、とかフェイトはどうしてるかな、とかばっかりだったような。」
「だぁー!うるせぇ、黙りやがれミラージュ!おい、さっさと行くぞ!」
ミラージュさんに茶化されたクリフ団長は明らかに動揺した様子で去っていった。
フェイトはその光景に思わず吹き出してしまう。
はは、クリフ団長、完全にミラージュさんの尻に敷かれてるなぁ。
あれじゃあ、先が思いやられるよ。
フェイトもたいがい女性の尻に敷かれるタイプなのだが、今のところ本人に自覚はないらしく、まるで他人事のように呑気に笑っている。
さて…と、仕事仕事。