SO3

□Promise 第一部 第二話
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壇上でスピーチしているクリフに目を移してみると、

「新入のみんな、俺はこの風雷団長のクリフ・フィッターだ!

あ〜、俺達は今日から同じ釜の飯を食い、命を預け合う、いわば家族のようなものになる。

だから、あんまり堅苦しいのはやめて、和気あいあいとやってこうぜ!」

ヴォックス様と違って気さくな人だなぁ。風雷でよかった。ここならうまくやっていけそうだ。

「いいかぁ。絶対に死ぬなよ!もしそうなったら俺は断腸の思いを味わなければならなくなる。」

本当にいい人みたいだ。この人についていこう。

「いいか、もう一度言うぞ!団長だけに断腸の思いをすることになる!」

……………。

と、とにかく、頑張るぞ。

寒い親父ギャグでスピーチは締めくくられ、その後クリフの奢りで新入団員は飲みに行くことになった。

クリフの明るい性格によって、飲み会は大盛り上がりになった。

ふぅ。少し飲み過ぎたかな。

フェイトが酔いをさましに夜風にあたりにきていた。

するとそこにクリフが近寄ってきた。

「よお、飲んでるか〜、少年?」

「わっ!団長!?」

クリフがフェイトの肩に手を回しからんできた。
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