日記小咄
□現パロ
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『チカマサ 大学生×大学生』
夏、と言えばスイカ。
「・・・ン、美味いなぁこのスイカ!!!」
「だ、だな・・・///」
元親が買ってきたスイカを二人で食べている。
元親は嬉々とそれを口一杯に頬張っていた。
の、だが―
元親のこの食いかた!!!
ジュルッ
俺の視線は自然と元親の唇に注がれる―・・・。
なんかっ、なんか///
音が俺のを飲んでる時みてぇで嫌だ!!!///
俺の脳内がおかしいのか?!
そうなのか?!
「政宗ぇ、どした??」
「何でもねぇよ!!!」
唇や頬に赤い汁を付けながら、コテンと首を傾けられた。
そんな事されても、可愛さより艶やかさが目立つ。
あぁ、もうどうにかしてる俺・・・///
俺は黙って食う事に集中した。
「・・・ン、・・・んぅ・・・はぁ。・・・んぅ」
「―・・・政宗ってよ?汁吸いながら食うのな。」
「an?・・・まぁ。」
「・・・・・・・・・。」
不思議そうに見つめると、非常に見慣れた瞳とかち合う。
特に
夜に見せる瞳に。
何か、視線が非常に熱いンですが―・・・。
「ちか?」
「・・・食えよ、気にすんな。」
「おぅ?・・・ん・・・んぅ・・・」
俺からふっと視線を反らし、何もしてこない元親に、気のせいだったかと少し安心た。
そして俺は言われた通りにスイカを再度食べ始めた。
「―・・・ヤッラシィ・・・」
「っ?!」
気付けばいつの間に後ろに回ったのか、後ろから抱き締められ、元親の手が俺の胸と下着の中に無遠慮に入っていく。
「えっちぃ食い方しやがってよ?・・・政宗がモノ食うと何でもヤラシィなぁ?」
「ッ―ばかだろ、テメェ///」
どっちがだと思ったが、躰は既に元親を期待してビクビクしている。
抵抗は、出来ない。
「本当の・・・、食後のデザートとするか、政宗?」
その言葉自体が既に俺にとっては甘いデザートで、甘い誘惑に俺はふらふらと元親の蜜を求めて抱きついた。
「ンぁっ・・・は、やく///」
もう、待てない。
お前の蜜に溺れたい―・・・。
(オワリ)