乱世
□戦場
2ページ/3ページ
「解りました。・・・連れていきます、ですからッ―・・・どうかアニキを頼みますッ・・・」
兵士は深く頭を下げ、涙を流した。
元親も、仲間達も、もう苦しめたくはない。
また皆で馬鹿騒ぎをして、一日一杯笑って過ごすんだ。
「―・・・行こう、皆の所へ。」
元親の為に使うなら、この呪われた力も清められるだろう。
愛する人の為に使うのなら―・・・。
→
次へ
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ