蒼浄学園
□スイーツ
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●スイーツ●
何時も変わらない
辛く心が悲鳴をあげている毎日から、逃げ出したくて、
それでもそんな日々続いて行った。
でも終わりは来て…。
…やっと終わりを迎えた日々は
また
始まろうとしていた。
俺、藤堂 葵(トウドウアオイ)は、生れつき容姿が普通の日本人より少し違っていた。
目は、右目がオレンジ色で左目は、青。
オッドアイは、運を運ぶ等と、言われているが、実際そんな事無い。
現に俺は幸運とは言えない状況にあるのだから。
普段は右目を眼帯などで隠している。
その方が、両目を出しているより一目を引かない。多分。
それと、生れつき持っていた力。
それは、風、火、水、それに、最高権力者が持つと言われている、大地の力。
俺は、これらの物を操る力を持って生まれた。
その力に、付属されたようについてきた4人のそれぞれの神(あ、精霊だっけ…?…神?どっちだっけ?…どっちでもいっか)と名乗る男達…
はっきりいってウザイ。
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今日、俺はなにも用事がないので、自分の部屋に篭って、雑誌を読んだり、ネットで遊んだりしたりしていた。
『あ゙ーやることねぇー』
数十分パソで遊んでいた俺は、流石に飽きてベットにダイブした。
コンッコンッ
ベットにダイブしたときドアがなった。
そして、ガチャッと音を出して開いて
現れたのは、フリル付きのエプロンをした母親。
「葵チャン聞いてパパがまた、海外に出張することになったんだってぇママ淋しイィ〜」
今にも飛び付いてキソウナ勢いで入って来た母親はブリブリした口調で用件を話し始めた。
「でね、ママも着いて行こうと思ってるんだけど、葵チャンも来る?」
、