THE BASKETBALL WHICH KUROKO PLAYS

□笑顔の理由
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※会話のみ









「あっ!…朝はあっさりアサリの味噌汁!キタコレ!」

「キテねーよ、ダアホ!」

「メモっておこう!……あ、俺こっちだから。また明日な。」

「おう!」


「…伊月先輩ってダジャレ好きですよね。」

「うおおっ!黒子!?いつからいたんだ!?」

「ずっと先輩方の後ろにいましたが…」

「俺も伊月も気づいてねーよ…」

「伊月先輩は芸人になりたいんでしょうか…」

「あー…あいつのダジャレ好きはそういうのじゃねーよ」

「え?」

「ま…あんなんで笑えるのは一人だけだろうけどな。」














コンコン…


「…真白ちゃん、入るよ?」

「あ、俊くん。学校お疲れさま。」

「うん…調子はどう?」

「今日はいいよ。俊くんは?」

「俺も調子いいよ。あ、そうだ!今日もいいネタ思い付いたんだ!」

「え!?どんなの?聞きたい!」

「朝はあっさりあさりの味噌汁!このステーキ素敵!おっ、この椅子ナイス!」

「ぷっ…あはは!俊くんってばおもしろい!」












「彼女、ですか?」

「いや、そういう関係じゃないらしい。木吉の病院に見舞いに行った時に偶然出会ったんだけどな。体弱いらしくて……あいつがダジャレ言うと笑うらしいんだ。」

「…それは……」

「あぁ…あいつも気づいてるはずなんだけどな…」












「あははっ…はぁっ…笑いすぎて、お腹痛い…」

「……なぁ、真白ちゃん…」

「ん?なぁに?」

「……いや……次はもっとナイスなダジャレ考えてくるな!」

「ふふっ…楽しみにしてるね、俊くん!」












笑顔の理由










「彼女が楽しみにしてるのは、あいつと会えること、そのものなんだけどな…」











*******

伊月先輩のキャラソン聞いてカッとなってやった。

伊月先輩にちゃん付けで呼ばれるとキュンとくる、気がする。



2013/01/02

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