ぶらり箱2

□‡新たな旅立ち‡3
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アッシュ…ごめんな…
せっかく誘って貰ったのに俺立ち上がるのも起き上がるのさえどうしたら良いか分からない…
はあはあ…
「…ルーク?」
アッシュに置いて行かれたって思った…

「…うう…」
さっきの医師は?
パタンとドアを開けると表に立っている。
「どうかしましたか?」
ルークの様子がおかしい…まさか…無理矢理帰ったのか?
「変ですね…」
カバンから薬を出して俺に…はい!

「飲ませるのか?」
って…忘れてたのか?

「いえ…」
ふーっ!
それでは…
「支払いは?」
ははは…
「関係者扱いで…ね!」
ジェード…

「帰ったら…また」
はいはい…通りすがりの医師は去っていった。

はあ〜


ルーク?起きろよ!
「薬だって」
んー?
そう言えばそんな話だったかな?

さらさらの白い粉に青い粒が混ざっていてキレイ…なやつ?
「コレ…」
んーー?

液体か…お子様仕様かな?ははは…
舐めっ!苦!うっそー!

「苦過ぎて飲めない」
ルーク!
「どれ?舐め…うっ!」
アッシュ?

「な、苦いだろ?」
ペッペッペッ…
苦いとか通り越してないか?


はあ〜
「困りますね〜」

つづく
2010.05.17.
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