ぶらり箱2の2

□†続またね!†E
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安定の滑り出しか?
「おや?ゼロスのポエムから始まりましたか?」
ジェード…


「はん!俺様だってな」
「ゼロス…偉そうだな」
ハニー?
「いつもの事では?」
ミルハウスト?


ふふっ…
「リオーンも一緒で良かったぜ!」
「スタン…別に僕は」
照れてるリオーンも可愛いな…


「ルーク?」
「あ…えーと…お騒がせしました!」
「な、何を…」
俺は焦って声が裏返ったじゃねえか!


「アッシュ…」
裏返った声のアッシュも可愛いな…
「おー!イチャイチャ路線復活か?」
ゼロス…


「ええ…そうですね」
ジェード?棒読み?
「まあまあ、アッシュもゴメンな…」
ルークがペコリと俺に頭を下げた。
「…いや…無事で…」
え?


泣くつもりなんてなかったのに…
「アッシュ…」
明るく振る舞えたと思ったらアッシュを泣かせちまったか…
「ルーク?」
俺を置いてどこにも行くな!


「ふーっ…アッシュ…ムリさせてゴメン」
え?
「アッシュ…」
挑発に乗りそうなアッシュをリオーンとスタンが呼ぶ。


「ルークの頭に聞こえた声はもう祓ったんだから大丈夫…」
「ああ…」
「ルークはムリして明るく話せるスキルを持ってたんじゃね?」
ゼロスが話に加わる。


あ…そうだった…辛いのはルークだった。
「ジェード…」
「大丈夫じゃない時は…その様に振る舞えると良いですね」
ああ…


「暗くなったらダメかと思ったのがダメだったって事か?」
え?
ジェードがいつもの落ち着きを見せられない程動揺した。


「ルーク?」
「大丈夫だって声はもう…泣き声に変わった」
え?
「おい!」
俺は挑発に乗りやすいスキルを発動させて良いだろ?


「ずっと泣いてるんだ」
え?
「ならもう一度…」
スタンがリオーンに話している?
「誰の泣き声かは?」
「…たぶん俺かな?」
ルーク?


「俺が泣いたから?」
アッシュが真っ赤になって俺の手を握った。
「ち、違うよ!アッシュのせいなんかじゃ…」
ルーク?


「開発途中ですが…これを試しに…」
ジェード?
「お!ジェード試薬品か?へー!」
ゼロス…


「可愛いな三角だ…」
「え?ルーク?」
丸い錠剤を三角とか…


「水無しで飲めます」
「ん…苦くない!」
「良かったな…ルーク?おい!」
ずるずると床に吸い込まれるように倒れたおまえを…


「寝かせて下さい」
ああ…


そうだった…
「それではパッと」
ふふっ…リオーンとミルハウストが笑う。


(大人の事情によりカットします)
続く
20130714
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