ぶらり箱2の2
□†冒険@ルクアシュ
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家に、閉じこもってるばかりじゃ余計、体に悪いからと、アッシュの提案で、冒険に出発!
「なあ、始めは何処行く?」「空気と治安の良い所だ!」そんな都合の良い街なんかあったかな?
よく考えたら、街中には、魔物は出ない…はず
「本当に何処行くんだ?もー!アッシュ…早すぎ」
何歩も先を行くアッシュに息を切らせてついていく。「あともう少しだ!」
「だから、何処へ?」
目的地不明のまま、ルークの手を引いて、アッシュが歩きだす。
一人で歩けるって…
空模様が、怪しくなって、アッシュは、焦っていた。「行き先位教えろよ」
声が擦れている。
「ん?疲れたか?」
「疲れてなんかいねえよ」
強がってるのが分かる。
「この先で休憩しような」
ルークの背中を撫でて、息を整えさせようと…
ぐらりっと、ルークの背中にアッシュが倒れかかる。「え?アッシュ?」
突然の事に、俺はパニくった。
荒い息は、俺からおまえに伝染したのか?
アッシュ、無理してたんだな…俺と旅にでるため、休みも働き詰めで…
甘えすぎてたのかも…そんなことより…