ぶらり箱2の2
□†冒険B?†ルクアシュ
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アッシュとなら、何処だって良いんだけどな…って言うおまえを連れて、次の店に向かってるなんて言えないよな…フフ
「次はどこ行くんだ?」
「ん?聞いても分からんだろ?」
しまった…
「そう、そうかもな…」
「決めてないんだ!」
「良いよ…俺に気使わなくても…」
強く言いすぎたか?
「山がきれえだよな…」
「そ、そうだな」
確かこの辺りのはずだが…見つからん…条件が分からなかったな…ん?
「おまえ、この前泊まった所の看板覚えてるか?」
「かんばん?」
大きな木を指差して、言う「あそこに書いてあるヤツか?」
もしかして、おまえにしか見えないって…まさか…
俺は目眩がした。
「大丈夫かよ!アッシュ!」おまえの心配そうな声を聞きながら夢の世界に入る。「ねえ、アッシュ…」
また…俺のせい?
アッシュを抱いて、看板を目指す。
「いらっしゃいませ〜」
今度は人が居た。
「前と同じお部屋で、いいでしょうか?」
「はい!」
「お食事は?」
「前と同じで…あ、人参やめてもらえますか?」
「承知いたしました」
俺は、アッシュを抱いて→の部屋に入った。びっくりした…人が居るなんて…
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冒険か…難しそうだな…
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