ぶらり箱2の2

□†冒険番外編@†ルクアシュ
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過去の俺を退治して?
冒険パート2(番外編)が始まった。


「何か納得いかねー!」
「あっしゅ…怒ってる?」
「…いや、おまえには…怒ってねえ!」
「…ごめんな…」

謝んじゃねえ!こんな言い方だとまた誤解すんだろな…

俺は言葉を選んでいた。

「あっしゅ…」
頼りない声だ!

「ごめんな…俺のせいだよな?」
「ん?何をだ?」

「あっしゅ…」
何を勘違いしてんだ?

「大丈夫だから…俺…毎晩あっしゅに夢で…怒鳴られても…好きだから…」

はあ?毎晩だと?あの野郎か!
「いつも出てきてくれて…俺嬉しかったんだから」

嬉しい?だと!あんな冷たい言い方しか出来ない俺にか?訳が分からん。

「起きてからのあっしゅももちろん好きだから…上手く言えないけど…」
こいつは…?!

「この中はおまえの夢なのか?」
「たぶん…そーだと思う」

優しいな…


「俺、傷ついてなんかないから…ごめんな…俺が悪いんだから…」
泣きそうなおまえの声。
聞きたくねえ!おまえの口からもう、謝罪の言葉なんて…

散々俺がおまえに吐いてきた暴言をさっき、聞いて胸が苦しくなった。

「ルーク!」
あえてこの名で呼ぶぞ!


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