ぶらり箱2の2

□みすてりーとらべる@
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‡お嬢様はるーく羊はじぇーどメイドは……‡



おーるどらんど一周を終えて、ジェイドの部屋で休んでいたら…


外は、大雨。今にも、洪水が起こりそう。
「るーく!」
「ん?どうした?」
「ココは危険ですから、避難しましょう!」
「ひなん?」

「ええ、いつ洪水になるか分かりませんからね」
いつもより、笑みを貯えて話し掛ける。
「俺はじぇーどと一緒ならドコへでも行くよ」

「それでは、コレを」
「な、何?」







「おい!居るか?」
「外出なさいました」
「ちっ!遅かったか!」
「陛下、お言葉が…」





その頃二人は、船の中。
「この格好って…」
「可愛いですよ!るーく」
「え?だって女の子みたいじゃねえ?」
「そーですか?似合ってますよ」







「お嬢様は、ルーク」
「何だよ!」
「いえ、みすてりーとらべるの要項です」
「はあ?訳分かんねえ、でじぇーどは?」

「はい、私は執事です」
「羊?」
「ルーク?わざと言ってますね」
「え?あ、まあ」
わざと?かな…

お嬢様?!
「何それ?みすなんて?」
「みすてりーとらべるです」「へー!」
「着いたら起こしてあげますよ」
「この格好で寝るのか?」
「はい!」



車椅子に、可愛いお嬢様と執事。




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