ぶらり箱2の2

□新またね!3
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アッシュ〜アッシュ〜アッシュ〜
気色悪い声出すな!
そうだった…


俺は元の部屋に戻る。
日当たりの悪い2階の…ふーっ。
アッシュと一緒に…なんて思ったのが間違いだった。ゴメン…ゴメン…ゴメン…


調子に乗りすぎた。ルーク〜ルーク〜ちょっと…誰か…ルークを…行かせないで…俺が見つけたんだからな!


「どーです?具合は?」
「ルークは謝ってばかりで、アッシュはルークを呼んでばかりかな?」
「いや、そういう事ではなく…」

「ルーク〜ルーク〜ルーク〜」
「アッシュ〜アッシュ〜ゴメン…ゴメン…ゴメン…ゴメン…」
はあ〜


…アッシュ〜アッシュ〜ゴメン…ゴメン…ゴメン…ゴメン…
…ルーク〜ルーク〜ルーク〜
…あれ?
…ルークゴメン…
…え?何で…アッシュが…
…ルークが居ないと困る!ルークが居てくれないと俺が困る!
…アッシュ〜ゴメン…ゴメン…
…何で…どっかへ行くのか?
…行かないとダメ?
…行かないで!
…アッシュ〜



楽しい夢見てるんでしょうか?


「行かないで!ルーク〜」
アッシュ?
ふふっ。
「でも…ここに、俺が居ても良いのか?」
え?

「お話し中申し訳ありませんが」
「何?ジェード?」
「ここがどこか分かってますか?」
え?
「カフェ横の休憩室だろ?」
「ええ。お分かり頂いてるなら…ギャラリーがその…」
ええ?
「そんな事早く…って何で…ギャラリー?」
「引っ掛かりませんか?」
「残念?」
ふふっ。
「ルーク?」
「あれ?あれ?俺…帰ってきたのかな?」
へ?
立ち上がったはずのお前が急に床に吸い込まれる?
「技止めてよ!」
「ドターンと倒れますよ!」
え?
「じゃあ、そのままで」
ゆっくりルークが倒れた。ふーっ。
「倒れないよーには出来ないのか?」
「出来ますけど…」
え?はあ?
「ルーク?どーした?また、アッシュにいじめられたのか?」
「ゼロス?」
「何言って…」
「冗談だって、それよりルークは何で…倒れてんだ?」
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