ぶらり箱２の２
□新またね！４
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カランコロン〜
ふーっ。
「アッシュ…」
「バカ…」
「…」
「ルーク？」
「…」
「もう止めろよ！」
ゼロス？
「え？」
「那岐が悪いんじゃ、ないんだろ？」
「でも…」
「俺のせいで…皆にも…ゴメン…」
ルーク？
「はん！そんな事ばっかり…言って…」
「そうだな！」
リッド？
「でも…ルークのせいでもないのでは？」
キール？
「どうしたら…俺どうしたら良いか分からない…バカだから？」
ルーク？
「な、何言って…」
ルークがまた、怖い事を考えなければ良いと思ってたのに…
「那岐んちに迷惑かけるから…」
もう何処にも俺の居場所はない？
そう言えば、前にゼロスに言われたよね？
アッシュ…ゴメン…
「そうなのか？那岐が迷惑って言ったのか？」
「…言われてない…でも…」
「ルーク？ここに居て下さい」
ジェード？
「何で？」
え？
ジェードはアッシュと…
「しっかりしろよ！アッシュはルークの嫁だろ？」
「でも…アッシュは…もう俺じゃなくて…」
ルーク？また？
「アッシュ？ルークの嫁じゃなくなったのか？」
リッド？
「はん！いつ俺がそんな事言った事ねーだろーが！」
はあ？
「えーと、アッシュ？ルークの嫁、止めたのか？それとも、最初から違ったのか？」
スタン？
「良い…アッシュ…好きにしたら良い…ゴメン…」
はあ？
「ルーク？それは…どう言う意味だ？」
ゼロス？
「そのままの意味…アッシュのしたいようにすれば…」
声が掠れてみっともない。アッシュが俺を捨てなかったのは、そんなシパリがあったから？天地がぐるぐる回って来た。椅子の背を掴んでないと…
「ルーク？アッシュは照れてるだけで…」
ジェード？
「照れてなんか…」
アッシュ？
「わかった…」
ルーク？
「迎えに来たよ！ルーク？」
「那岐？」
「具合悪そうだね…」
「俺も一緒に行く！」
アッシュ？
「何で？」
「構わないよ！」
(大人の事情)
続く
20150815