東京都内。
マンモス団地がいくつもそびえ立つその近郊に一軒のドラッグストアがあった。
駐車場に降り立つと茶色いレンガ調の壁が視界一面に広がる。
看板に描かれたカプセルを鼻で持ち上げる水色の象。
これがここのマスコットキャラクター。
300坪あるこの巨大な店に、5人の若い男が働いていた。
老人のスーパーアイドル・相葉雅紀。整備士学校生。
『特技は肩もみです!』
自称敏腕アルバイター・二宮和也、フリーター。食品売り場を受け持つ。
『テメーその台本書き直してこいよ』
品川のペ・ヨンジュン・大野智、国立大学生。
『……トッポギ!(韓流スマイル)』
前屈マイナス20cm・櫻井翔、私立大学生。
『うるせーよ(笑)公の場で言うな』
そして
品川イチのソース顔・松本潤、新米社員。
『…あとでちょっと話し合おうか…?(怒)』
水色のエプロンと真っさらな白衣に身を包んだ5人…
相葉『待って。5人じゃないでしょ。見えてますか?あなたの目はふしあなですか?』
…この店の紅一点。
ヒロインを含む6人は今日も笑顔で仕事をこなす。
そんな一つ屋根の下。
6人が織りなす、青春群像ものがたりーーー
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